テイラー・スウィフトと話をしたラッキーなファンの体験談
つい先日行われたMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)にシートフィラーと呼ばれる“席埋め係”として参加した男性が、自身の経験をTikTokで振り返った。
シートフィラーは、授賞式でセレブが檀上に上がったりお手洗いに行ったりした際に、空席が目立たないよう不在のあいだだけ席を埋める役割を担う。無給のボランティアだが、授賞式に参加できるうえ、場合によってはセレブの隣に座れるというなんともうらやましい仕事内容のため、志願者が後を絶たない。
シンガーのテイラー・スウィフトのファンで、彼女が現在行なっているツアー「The Eras Tour」のシカゴ公演にも足を運んだという男性は、幸運にも、アワードの終盤に彼女のすぐうしろの列に座ることができた。
「テイラーはそこにいるすべてのアーティストたちを応援していて、スタッフにも親切で、ひと晩中、心から楽しんでいる感じだった」。その夜のテイラーの様子についてこう語った男性は、CM休憩のときに意を決してテイラーに話しかけることにしたそうで、シカゴ公演に行ったことを伝えたという。
男性がテイラーに「(シカゴ公演からしばらく経つけど)僕の足はまだ回復途中です。毎晩、あなたがどうやって回復しているのかわかりません」と伝えると、テイラーは「むしろ私はあなたたちがどうやってやっているのかわからない!だって、(コンサートのあいだ)あなたたちはずっと叫んで飛び跳ねているでしょ」と言って、彼がコンサートに来てくれたことを感謝し、さらにツアーが自分にとっていかに素晴らしい経験だったか話してくれたそう。
男性によると、テイラーに話しかけようと近づいたときにボディガードから睨まれて怖い思いをしたが、ボディガードの反応とは対照的にテイラーはとてもフレンドリーだったそうで、「(話しかける前は)無視されるか、『何、この人?』と思われるんじゃないかと思いました。でも、彼女は本当に本当に優しかったです」とテイラーの人柄を絶賛した。
ちなみに、VMAの会場で、テイラーがつけていた指輪が壊れてダイヤモンドが紛失するという騒動があったことを、先日、フロントロウでお伝えしたが、男性はその一部始終を目撃したそうで、テイラーと彼女のチームが数分間の捜索の末、失くした指輪のピースを見つけたことを明かしている。発見の瞬間、その場にいた人たちから歓声が上がったとのこと。