リリ・ラインハートが「身体醜形障害」との闘いについて語る
ドラマ『リバーデイル』のベティ役でブレイクした俳優のリリ・ラインハートが、X(旧ツイッター)に「私の腕は現在の半分のサイズであるべきだと感じるのだけど、私の身体醜形障害が深刻化したってことかな?」と投稿し、ここ最近、深刻な身体醜形障害(※)に悩まされていることを告白した。
※実際には存在しない外見上の欠点や、自身が欠点とみなす、ささいな外見上の特性にとらわれることで、日常生活に支障をきたすほどの精神的苦痛を感じてしまう病的な悩み。
すでに強迫性障害があることを明らかにしているリリだが、これと身体醜形障害が組み合わさり、腕のサイズへの異常な執着が増幅。「ここ数ヵ月、腕のことを考えて無駄にした時間は異常」と自虐気味に言うと、こうして自身の不安を打ち明けるのは、「他の女性たちにあなたは孤独ではないことを知ってもらうため。自分の身体について落ち込んでいる他の女性のために自分の考えを吐き出したかった」からだと説明した。
フロントロウでもお伝えしたが、これまでリリは幾度となく身体に関する悩みを告白している。2018年にSNS上で「痩せすぎて心配」という声が上がった際、こうした批判は批評した側が思っている以上に本人に破壊的ダメージを与えるため尊重してほしいと反論。
また、2020年には、共演者たちのスタイルに威圧感を覚え、「テレビに映し出される女性に対する期待や、こうあるべきだという期待に、私はとても不安を感じてきました。でも、私は自分の体と折り合いをつけています。大きいおっぱい、太ももやお尻のセルライト、突き出したお腹…。これらのことに今でも日常的に悩んでいます。それでも、他の女性と比べられても、どうにもならないものです」と率直に語っていた。
それでも、他の女性たちのために「強くあること」と「ありのままの自分を見せること」が自分の「義務」だと感じていると話すリリ。「他の若い女性たちにテレビで私の体を見て、私のサイズに安心感を覚えてほしいと思っています。私はカーヴィー(曲線的)で砂時計のような完ぺきな体型ではありません」と語り、多くの女性たちの支持を得ている。