電気自動車メーカーのテスラの取締役会メンバーたちに、過剰に受け取っていた7億3,500万ドル(約1,100億円)あまりの巨額報酬を返上させることに成功した弁護団が巨額の報酬を求めている。
労働時間1万時間以上x時給160万円
ロイター通信によると、法律事務所4社からなる弁護団が求めている報酬は2億2,900万ドル(約340億円)。この弁護団によると、取締役会のメンバーたちに過払い報酬を返上させるために2017年~2020年の間で1万時間以上を費やしたそうで、時間に換算すると、弁護士報酬料は1時間あたり1万690ドル(約160万円)となる。
弁護団は、和解金の総額を9億1900万ドルと見積もっており、その25%を報酬として、そして経費として約100万ドルを要求している。
この報酬はデラウェア州の高等裁判所(衡平法裁判所)で承認される必要があるが、承認されれば、取締役会を相手取った株主訴訟としては史上最高額になるという。