ドラマ『ドリームランド 渚の四姉妹』とは
イギリス発のドラマ『ドリームランド 渚の四姉妹』は、BAFTA(英国アカデミー賞)テレビ部門で「ベスト短編番組」を受賞した短編コメディを長編化した1話30分・全6話のコメディ。
イギリスの古き良きビーチリゾートであり、近年ロンドンからの移住者が激増しているマーゲイトを舞台に、不倫・妊娠・姉妹関係・性的指向など人生における葛藤と、その背景にある社会問題も盛り込みつつ、四姉妹とその一家の日常を描く。
主演は、これがTVドラマ初主演となるリリー・アレン。シンガーソングライターであり、現在は『ストレンジャー・シングス』でブレイクした俳優デヴィッド・ハーバーとのおしどり夫婦ぶりにも注目が集まる彼女は、はみ出し者の次女メルを演じる。
メル役リリー・アレンのインタビューコメント
Q:本作への出演を引き受けた理由は何ですか?
ニューヨークに引っ越した後に、夏の間だけ、子どもたちを父親(前夫のサム・クーパー)と過ごさせるためにイギリスに帰省していたんです。その時にこの作品の話が来て、マーゲイトで撮影されると聞いてすごく惹かれた。マーゲイトは大好きな場所だったから。もちろん、脚本が素晴らしいと思ったし、好きなプロダクション(『バッド・シスターズ』、『フランク、アイルランドのダメ男。』などのMerman)の制作であることも大きな魅力でした。彼らの直感を信頼したし、以前見た短編も大好きだったから。
Q:本作は女性キャスト、女性脚本家、女性制作チームで作られていますね。このことが番組に影響を与えたと思いますか?
リハーサルで座談会をしているとき、とてもいい雰囲気とエネルギーがあったのは楽しかった。こんな経験は初めて。それは、ほぼ全員が女性ばかりだったからだと思う。ただ私にとっては初めてのテレビの仕事だから、他と比べられないんですよね。でも、素晴らしい時間を過ごせたことは確かで、長く続く人間関係も築けた。
Q:メルと似ているところはありますか?
私は人生の中でとても誤解されていると感じてきた。存在感だけはあるようで、中身は理解されなかったり、話を聞いてもらえなかったり。だからメルに惹かれたんだと思うし、親近感を覚えました。
『ドリームランド 渚の四姉妹』(全6話)は10月2日(月)よりAmazon Prime Videoチャンネル上の動画配信サービス「スターチャンネルEX」で独占日本初配信。TV放送の「BS10 スターチャンネル」では11月7日(火)より独占日本初放送(11月5日(日)吹替版第1話 先行無料放送)される。
日本語吹替版キャストには、リリー・アレンの声を沢城みゆきが担当するのをはじめ、沢田敏子、高島雅羅、木下紗華などレジェンド級から人気若手まで、豪華な顔ぶれが集結する。
※メル役を長女と記載していましたが正しくは次女です。