キアヌ・リーブスが映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の撮影終了後、製作チームにある“切実なお願い”をするも曖昧な返事をされてしまったことが明らかに。(フロントロウ編集部)

※この記事は映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のネタバレにつながる可能性があります。

撮影で力尽きたキアヌ・リーブスがお願いしたこと

 映画『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサーを務めるベイジル・イヴァニク氏によると、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の撮影後に力尽きた主演のキアヌ・リーブスから「(ジョン・ウィックを)殺してほしい」と懇願されたという。

 イヴァニク氏によると、キアヌはシリーズが回を重ねるごとに疲弊していったそうで、「2作目、3作目、4作目と、撮影を終えたキアヌは消耗しきっていて、肉体的にも精神的にもボロボロでした」と言うと、「最後に、彼はいつも『もうこんなことはできない』と言うのですが、彼がそう思うのも納得です。(作品のために)彼は全力を尽くしているので、抜け殻のような状態になってしまうんです。『この映画の最後には絶対に殺されたい』と言っていました」と米Colliderのインタビューで明かした。

画像: 撮影で力尽きたキアヌ・リーブスがお願いしたこと

 ただし、キアヌのこの“切実なお願い”は完全には聞き入れてもらえなかったようで、イヴァニク氏は「私たちは、『まあ、10%くらいは可能性を残しておこうよ』って感じでした」と笑った。

 ちなみに、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の公開後に米Entertainment Weelyの取材に応じたキアヌは、続編(5作目)の製作の可能性を聞かれ、「わかりません。『絶対にないとは言わない』という言葉に頼る必要があります」、「私は(監督の)チャド・スタエルスキなしでは『ジョン・ウィック』の映画は作らないでしょう。(続編を作るなら)それがどのようなものか見てみる必要があると思います。個人的に、ジョン・ウィックが平和を見つけることはとても正しいことだと感じます」と答えている。

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