ディズニーが創立100周年に贈るドラマティック・ミュージカル『ウィッシュ』より、本作の主人公で願い星に選ばれた少女・アーシャの日本版声優を務める生田絵梨花が歌う劇中歌「ウィッシュ~この願い~」の日本版ミュージッククリップが解禁となった。(フロントロウ編集部)

「ウィッシュ~この願い~」日本版ミュージッククリップが解禁

 これまでにディズニーが描いてきた名作アニメーションの中でも、ディズニー・ヒロインたちが歌う楽曲は名曲ばかり。『シンデレラ』の「夢はひそかに」や、『リトル・マーメイド』でアリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」など、あげればきりがない。

 それらの楽曲にはどれも主人公たちが胸に抱える想いや、夢、そして心からの強い願いが歌詞として綴られており、物語の中でヒロインたちが、新たな一歩を踏み出すきっかけとなるシーンで披露されるこれらの楽曲は、ディズニー・アニメーションの中でも最も重要な要素の一つと言っても過言ではない。そして、ディズニーが歩んできた100年の集大成となる記念作品『ウィッシュ』で、主人公アーシャが披露するのがこの「ウィッシュ~この願い~」という楽曲となっている。

 今回の日本版ミュージッククリップでは、生田の繊細でありながら、力強く芯の通った歌声でアーシャの心情が表現され、さらに水彩画と、3Gアニメーションがブレンドされた新たな映像美と共に楽しむことができる。

 公開された日本版ミュージッククリップはこちら。

「ウィッシュ~この願い~」に込められたディズニー100周年にふさわしいメッセージ

 アーシャは、願いが叶う魔法の王国・ロサスに住む17歳の少女。このロサス王国では、国民は偉大な魔法使いであるマグニフィコ王に願いを捧げ、いつか王様が魔法で自分の願いを叶えてくれることを信じて暮らしていた。しかし、アーシャは、人々に慕われているマグニフィコ王が、実はみんなの願いを閉じ込め支配しているという王国の真実をひとり知ってしまう。アーシャは、みんなの大切な願いを取り戻すため、夜空に向け「どうか お願い」――と強く願う。

 そこで歌われるのが、この楽曲。アーシャが歌うのは、単なる自身の夢や想いではなく、王様に奪われた、ロサス王国に住むみんなの“願い”を取り戻したいと願う歌。そんなこの曲は、これまで“願いの力”を描き続けてきたディズニーの粋を集めた、100周年を飾るにふさわしいメッセージが込められた楽曲と言える。

画像: 「ウィッシュ~この願い~」に込められたディズニー100周年にふさわしいメッセージ

 生田は、これまでに描かれてきたディズニー・ヒロインの魅力でもある優しさや純粋さに加え、あどけなさがありつつも“願いの力”を強く信じ立ち上がろうとする、まっすぐで芯の通ったまさにアーシャというキャラクターを体現するような歌声を披露。ディズニー米国本社の担当も、「素晴らしい才能です! 彼女はこの曲の中にある微妙なニュアンスを汲み取り、歌唱技術のレベル、そして声のバランスも素晴らしく、アーシャの細かい感情もすべて理解して思いを込めて歌っています。完璧です!」と絶賛の評価を送っている。

 ディズニー100年の歴史の集大成であり、これからの100年を担う特別な作品『ウィッシュ』。長きにわたり”願いの力”を描き続けてきたディズニーの”原点”と”未来”が、ここに。ウォルト・ディズニー・ジャパン配給、映画『ウィッシュ』は12月15日(金)全国公開。

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