これは「映画かテレビに死体として出演するまで死体のフリをする」というミッションをコンプリートした男性の話。

生きている死体、ジョシュ

 「映画かテレビに死体として出演するまで死体のフリをする」とある日突然TikTokで宣言し、死体のフリをする動画を@living_dead_joshというアカウントに毎日1本アップし続けたジョシュ・ナリー。

画像: www.tiktok.com
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 ただ寝転がっているだけのアカウントだが、毎日毎日続ける根性と、毎日場所を変えるこだわりぶりはすごい。

 そして、321日間死体のフリをした努力が実り、ついに大人気ドラマ『CSI: ベガス』から出演オファーが! もちろん、役柄は死体。ジョシュが『CSI』への出演を告知したTikTok動画には、4.3万件以上のいいねと1000件以上のコメントが寄せられた。 

 「カメラに向かって話すのは苦手だが、横になって死んだフリをするのは簡単だ。そのような投稿を300回以上してきたことで、(死んだフリの演技は)向上したし良くなってきた」とインタビューに対し語ったジョシュ。制作の指揮を執るジェイソン・トレイシーはNew York Postの取材に応じ、「ジョシュほど死体を演じる心構えができている俳優はいない」「彼の仕事ぶりを見るのは楽しかった。彼は“死”のプロだ」などと絶賛した。

 “簡単だけど大変”な活動を地道に続け、見事に大ヒットドラマへの出演を勝ち取ったジョシュ。現在は「また別の映画かテレビに死体として出演するまで死体のフリをする」という新ミッションのもと動画を投稿し続けており、現在のカウントは365日を超えている。ジョシュの死体化計画は丸1年を突破しており、寒い季節にも入ってきた。そろそろ誰か声をかけてあげてほしい。

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