国民的スター、ノエル・ゴードンの栄光と転落を描く
1960〜1980年代に4,500話以上に渡って放送され、全盛期は1,500万人の視聴者を誇ったイギリスのソープオペラ『クロスローズ』。ソープオペラとは連続ドラマシリーズのことで、石鹸会社提供の番組が多かったことが由来となっている。
その『クロスローズ』の主役メグ・モーティマーとして人気を集めたのが、伝説の女優“ノリー”ことノエル・ゴードン。ノリーは世界で初めてカラーテレビに登場した女性であり、お昼のトーク番組の司会を務め、テレビ局役員に就任した初の女性であり、そして英国首相に初めてインタビューした女性であった。
まさに英国テレビ界のパイオニア的な存在で絶大な人気を誇り、全盛期には週10本の番組司会を務めた。しかしノリーはキャリア絶頂期のある日、自身が看板であるはずの『クロスローズ』から突然降板を告げられる。
ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』は、彼女が絶望の中、新たな道を模索する晩年をユーモラスかつ感動的に描く。
ヘレナ・ボナム・カーター主演・ラッセル・T・デイヴィス製作
脚本・製作総指揮は『ドクター・フー』、『2034 今そこにある未来』、『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』など数々のヒット作を生み、高い評価を受けてきたラッセル・T・デイヴィス。『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』の製作チームが再度タッグを組み、ノリーとソープオペラへの愛が溢れる伝記ドラマを作り上げた。
主演のノリーを演じるのはヘレナ・ボナム・カーター。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など数々の賞にノミネートされてきたヘレナが英国テレビ界のレジェンド、ノエル・ゴードン役に挑み、世界中のメディアから大絶賛を受けている。
『クロスローズ』の舞台がミッドランド地方のバーミンガムだったことから「ミッドランドの女王」と呼ばれ、赤色の髪、大きなサングラスに毛皮のコート、そして愛車のロールス・ロイスで登場するパワーウーマンのノリーは、まさにヘレナ・ボナム・カーターのハマり役。華やかさの裏に悲しみを隠した演技には心を打たれる。
『NOLLY ソープオペラの女王』(全3話)
【配信】「スターチャンネルEX」
https://www.amazon.co.jp/channels/starch
《字幕版》 12月1日(金)より毎週金曜日配信開始
【放送】 BS10 スターチャンネル
《STAR1 字幕版》 2024年1月8日(祝・月)より毎週 月曜23:00 ほか
※1月3日(水)12:30より字幕版 第1話 無料放送
公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/nolly/sid=1/p=t/