ポール・マッカートニーがまだジョン・レノンと知り合いではなかった頃に、ジョンを見て思ったことを明かした。(フロントロウ編集部)

ポール・マッカートニーがジョン・レノンを見て思ったこと

 ザ・ビートルズの元メンバーであるポール・マッカートニーが、自身のポッドキャスト『Paul McCartney: A Life in Lyrics(原題)』でジョン・レノンの第一印象について語った。

画像: ポール・マッカートニーがジョン・レノンを見て思ったこと

 米Rolling Stoneによると、「私が初めてジョン・レノンを見たのは、彼がバスに乗ったときでした。彼は黒のジャケットを着ていて、もみあげとヘアグリースをたっぷりつけたロッカーみたいな髪型をしたちょっと年上の男性という感じでした」と回想したポールは、その時点ではまだジョンとは面識がなかったが「彼はクールな男だ。誰か知らないけど」と思ったことを明かした。

 続けて、ポールはジョンと教会で初めて会ったときのことをこう振り返った。

 「大抵の場合、人と話すときは『趣味は何?』『何をするのが好き?』といった話から始まります。そして、私が『いくつか曲を書いたんだ』と言うと、彼らは『ああ』と返事をして、僕たちはその話を流して会話を続けます。でも、ジョンと会って、おしゃべりしているときに『何曲か書いたんだ』と言ったら、彼が『僕もある』と言ったんです。それは会話のゴールのようなもので、『君がやったことを聞かせてくれたら、僕がやったことを見せてあげるよ』という感じでした。そこから私たちは集まるようになりました。恐らく、彼が会ったなかでそんなことを言ったのは私が初めてだったと思います」

 そして、この運命的な交流のあと、ポールとジョンは一緒に音楽を演奏するようになり、その結果、1960年にザ・ビートルズが結成されることになった。

 ちなみに、先日、ザ・ビートルズの“最後の新曲”と言われる「Now and Then」がリリースされた。元々はジョンによって書かれ、1970年代半ばにデモとして録音されたもので、ポールとリンゴ・スターが最新のAI技術を使って完成させた。

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