グウィネス・パルトロウが更年期と向き合う
『アイアンマン』や『アベンジャーズ』といったマーベル作品への出演で知られ、最近は美容やウェルネスに特化したライフスタイルサイト「Goop(グープ)」の運営に力を入れるグウィネス・パルトロウ(51)が、更年期の真っ只中にあると米Peopleのインタビューで明かした。
更年期とは閉経前後の数年にわたる移行期間のことで、この期間は女性ホルモンの変動によってほてりや寝汗、不眠、生理不順などさまざまな不調が起こりやすく、日常生活に支障をきたすほどに重い場合は更年期障害と診断される。
「カルチャーに大きな変化があり、今、多くの女性たちがこのこと(更年期)について話してくれていることを嬉しく思います。 私の母の世代では、そんなことはまったくありませんでしたから。私は閉経周辺期(更年期)の真っ只中にあるので、まるでジェットコースターに乗っているような気分です。私からの最善のアドバイスは、すべての女性が自分にとって何が正しい方法なのかを真剣に考える必要があるということです。私の場合は、腸と肝臓の機能を高めて、余分なホルモンを体外に排出して症状を軽くすることに専念しています」
グウィネスが自分の体に変化が起きていることに初めて気づいたのは45歳のときだったという。ただ、それまで更年期について話す機会がほとんどなかったため、自分が経験していることが普通なのかどうかがわからず、不安に感じたと語った。
「(実際に更年期を迎えて)自分が経験していることがすべて正常なことなのかどうか理解したいと思っても、行くところがありませんでした。私は今、18日ごとに生理が来ています。私たちはこのことについてもっと話そうとしているところです」
グウィネスはこうやって更年期について話すだけで、その期間に体に起きる変化が正常で自然なことであると理解するのに役立つと考えているそうで、「(今の時代には)ホルモン補充療法やサプリメントなど、利用できる素晴らしいオプションがたくさんあります。みんながこのこと(更年期)について話してくれるのは喜ばしいことです。ひと昔まで恥ずかしさに満ちていましたからね。(更年期は)私たちにとって人生の新たなチャプターにすぎません。隠すことは何もありません」としている。