ルイ・ヴィトンのバックステージに並ぶ米粉のスキンケアライン
100年以上続くルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の歴史の中で、初めて黒人デザイナーとして起用されたヴァージル・アブローが2019年にこの世を去り、なかなか後任が決まらなかったものの、その後をヴァージルの友人であるファレル・ウィリアムスが引き継ぎ、今回香港で2024年メンズ・プレフォールコレクションを開催。
今回のショーは、ハワイから香港までの旅行がテーマとなっており、海辺がイメージされたランウェイを、セーラー帽を被ったモデルや、バカンスムードを漂わせたモデルなどが歩いた。
そんなルイ・ヴィトンの今回のショーのバックステージでは、米粉や米ぬか水が使われたスキンケアアイテムが大活躍。
ちょっと意外な感じもするが、じつはバックステージでモデルたちが使用していたのは、ファレルがプロデュースするヒューマンレース(Humanrace)という名前がつけられたスキンケアライン。
このスキンケアラインは、ファレルが約20年通っているエレナ・ジョーンズという皮膚科医と協力して作りあげたもので、米粉や米ぬか水が使われたクレンザー、ロータス・エンザイムのエクスフォリエーター、そして保湿クリームなどが発売されている。
ちなみにファレルは、あまりにも長年顔が変わらず老けて見えないことから、取り入れている美容法も話題のひとつ。ランウェイの裏で活躍した米スキンケアも成功となるか。