【はじまり】サブリナ・カーペンターが「Feather」のMVをカトリック系教会で撮影

 ディズニー・チャンネルのドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』でブレイクし、現在はシンガーとして活動しているサブリナ・カーペンター。シングル「フェザー(Feather)」はサブリナが2023年8月にリリースした失恋ふっきれソングで、そのミュージックビデオは10月31日に公開された。

画像1: 「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

 MVでは、「あなたのことを考えなくなったらフェザー(羽)のように気持ちが軽くなった/思い出のなかをふわふわと漂っているの/どうでもいいって感じでね」と歌うサブリナが次々とうざい男性たちにつきまとわれるのだが、彼らは次々と命を落としていく。

画像2: 「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

 そしてMVのラストでは、ヒップが見えるチュールドレスと黒いベールを身に着けたサブリナが教会へ出向き、「安らかに眠れ、ビッチ」などと描かれた棺のまわりをダンス。

画像3: 「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

画像4: 「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

「Feather」ミュージックビデオ ©Sabrina Carpenter/Vevo via YouTube

 サブリナのセクシーでキュートな衣装や、明るくキュートなポップソングとバイオレントな描写のギャップが魅力のMVとなっているのだが、現在、アメリカの一部で大問題になっている。

【騒動】撮影を許可した牧師が役職はく奪、“お清め”の儀式が行なわれる

 「フェザー」のミュージックビデオはファンや音楽メディアには好意的に受け入れられたものの、MVの存在を知ったブルックリン教区のロバート・ブレナン司教は、MVの内容を不適切と判断。

 このようなMVが教会で撮られたことに「驚愕している」とカトリック通信社とコメントし、「教会の敷地内での撮影に関して、シーンや脚本の見直しを含む教区の方針に従わなかった」とした。

 ちなみに、カトリック通信はMVの内容を以下のように表現している。

「ズボンをはいていないカーペンターが登場するシーンもあり、祭壇の上やまわりには不敬な装飾が施されています。数人の男性たちがシンガーをめぐって争い、やがて殺し合いに発展します。その棺の一つには"RIP B-----"という字が。布、ロウソク、小さな彫像、棺、暗い液体が入っているように見え"RIP"と描かれた花瓶など、いくつかのアイテムが祭壇の上に置かれており、幕板はその後ろに隠れたまま、教会の聖母マリア像が祭壇の上から見下ろしています」

 教区は、MVを製作したプロダクション会社が「適切にビデオの内容を伝えなかった」としたが、数日後、撮影を許可したジェイミー・ギガンティエロ牧師が管理業務の権限をはく奪され、教区の開発担当司祭としての職を解かれた。

 また、ミュージックビデオでしたことの“お清め”を行なうという目的で、撮影が行なわれた教会にて「償いのミサ」を行なったことがカトリック通信を通して発表された。

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