シューズ・オブ・ザ・イヤーはサンバ
シューズ界のオスカーと言われるFNアチーブメントアワード。フットウェアニュースが毎年発表開催するFNアチーブメントアワードも今年で37回目。
そんなFNアチーブメントアワードで注目を集める部門といえば、その年のベストシューズを決めるシューズ・オブ・ザ・イヤー。
2020年はナイキのダンク、2021年はクロックスのクラシック・クロッグ、2022年は故ヴァージル・アブローがデザインしたルイ・ヴィトン×ナイキが受賞してきたが、2023年はアディダスのサンバが見事受賞した。
今年最もストリートで履いている姿を見られたと言っても過言ではないアディダスのサンバは、登場から75年近く経つがファッショニスタの間でトレンドとなり、ベラ・ハディッドやカイア・ガーバー、ヘイリー・ビーバーなども愛用。
TikTokでは#adidassambaというタグがついた動画が8億3200万回以上再生され、インスタグラムでは#sambaというタグが770万回も使用された。
サッカーやフットサルのシューズとして開発されたサンバだが、今やミニワンピースやスーツに合わせるトレンドセッターが増え、それぞれミスマッチコーデを楽しんでいる。
ちなみに2023年のシューズ・オブ・ザ・イヤーはサンバだったが、ブランド・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのはHokaで、デザイナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)のゲラルド・フェローニだった。