第81回ゴールデン・グローブ賞に参加した俳優のエル・ファニングは、60年以上前に作られたドレスを着用していた。(フロントロウ編集部)
エル・ファニングがバルマンのアーカイブドレスを着用
現地時間1月7日(日本時間1月8日)にロサンゼルスにて開催された第81回ゴールデン・グローブ賞。宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞に輝くなど、日本でも話題になった。
そんなゴールデン・グローブ賞にてテレビ部門の最優秀女優賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)にドラマ『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』のエル・ファニングがノミネートされていたため授賞式に参加。
エルは胸元に大きなリボンをあしらった、クラシカルなドレスを着用。じつはこのドレス、フランスの老舗ブランドであるバルマン(Balmain)のもので、バルマンの創設者であるピエール・バルマンが手掛けたもの。
エルはWWDに「このドレスは私のためにバルマンのアーカイブから取り寄せたもので、とても特別なんです」と話している通り、ピエールがデザインしたこのドレスは、1960年に作られた貴重な1枚。
そのクラシカルなドレスに、同じくフランスのブランドであるカルティエ(Cartier)のジュエリーを、そして足元はドレスと同色のジミー・チュウ(Jimmy Choo)のハイヒールを合わせて、シンプルながら気品のあるアワードスタイルを見せた。