「背が高すぎる」と言われたニコール・キッドマン
映画『めぐりあう時間たち』でアカデミー主演女優賞を受賞したニコール・キッドマンが、ハリウッドで女優としてやっていくには“背が高すぎる”と過去に言われたことをポッドキャスト『Radio Times Podcast(原題)』で明かした。
俳優として輝かしいキャリアを築いているニコールだが、若手時代に「キャリアを積むことはできない。背が高すぎる」と言われたという。
「(昔は)『上の空気はどうですか?』と言われました。(今は)『思ったより背が高いですね』と言われます。ヒールをどのくらいの高さにすればいいのか悩んでいます。レッドカーペットを歩くときは(ブランドから)必ず靴が送られてくるのですが、その靴はいつもとても(高さが)高いんです。『もっとヒールが低い靴はないの?1番背の高い人、キリンになってしまう』って感じです」
なお、ニコールは身長約180cmだが、それよりも約2cm低い「約177.8cm」だと嘘をついていたこともああるそう。
さらに、ニコールは自分の背の高さが時々「気になる」と認めたうえで、「演技をしているときに、もっと背が低ければいいのにと思うことがあります。でも、高身長であることが仕事に関係しているときは、感謝することもあります。『オーケー。これ(=背の高さ)を活かせる』ってね」と語った。
また、「健康で(元気に)歩き回れることに感謝している」とする一方で、「身長のせいもあって、膝やその他のさまざまな問題を抱えていました」と高身長がゆえのお悩みも打ち明けた。
ちなみに、ニコールには元夫のトム・クルーズとのあいだにベラ(31)とコナー(29)、現在の夫であるキース・アーバンとのあいだにサンデー(15)とフェイス(13)という合わせて4人の子どもいるが、彼らのことを思うとコンプレックスや不安感を前向きにとらえられるそうで、「子どもたちにはそんなことはどうでもいいと言っています。大事なのは、他の人があなたに『イエス』もしくは『ノー』を言うことをどのように許し、そしてそれをあなたが受け入れるかどうかです。人間としての内なる回復力、それこそがスーパーパワーなのです」と述べている。