エマ・ワトソンはここ数年、俳優業から遠ざかっているが、辞めるつもりはないという。(フロントロウ編集部)

エマ・ワトソンが俳優引退説に言及

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役や実写版『美女と野獣』のベル役で知られるエマ・ワトソンが、英Vogueのインタビューで俳優を引退したわけではないと語った。

 2019年公開(※日本は2020年公開)の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を最後に俳優業から遠ざかっているエマだが、俳優を辞めるつもりはないそうで、「俳優業から足を洗ったとは自分では思っていません」と言うと、「私はただ、自分がやっていることをもっと広げたい、自分が脚本や監督、プロデュースしたものに出たいと思っているだけです」と続けた。

 エマは、新型コロナウイルスのパンデミックで家にいたときに監督や脚本といった仕事に興味を持つようになったそうで、以降、プラダ(PRADA)のコマーシャルで監督を務めたり、オックスフォード大学でクリエイティブ・ライティングを学び、演劇の脚本を書いたりしている。

画像: エマ・ワトソンが俳優引退説に言及

 「私は自分がどれだけこの仕事を愛しているか、そしてこの仕事を続けたいと思っているかに気づきました。実際に今、勉強もしています」。そんなエマの夢は、“自分で書いて自分で監督をする”ことだそうで、「いつか自分が書いたものを監督することになったら、かなり興奮するでしょうね」と付け加えた。

 ただし、それを実現するには時間がかかることを承知しているというエマは、「プロジェクトのスタート地点に立つには時間がかかります。映画は、それを見つけて書き、組み立てるまでに何十年もかかることがあります。私はそれを閉鎖的だとは思っていません。むしろ開放的だと思っています」とも述べている。 

 

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