アリアナ・グランデが不安との向き合い方や自分の声に耳を傾けることについて語った。(フロントロウ編集部)

アリアナ・グランデが「不安」について語る

 待望のニューアルバム『Eternal Sunshine(エターナル・サンシャイン)』をリリースしたアリアナ・グランデが、Apple Music 1のゼイン・ロウとのインタビューで不安との向き合い方や自分の声に耳を傾けることについて語った。

 2017年に自身のコンサート会場で起きたテロ事件のあと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんだことを明かしているアリアナは、これまでインタビューやSNSなどを通じてメンタルヘルスについてオープンに話してきた。

画像: アリアナ・グランデが「不安」について語る

 不安について、アリアナは“今に集中するようにしている”と話す。

 「必要以上に大騒ぎしないようにしています。今に集中するようにしています。過去や未来に生きるのではなく、ただここにいて、今に集中することが人間としての私たちの仕事の大部分だと思います。でも、もちろん、何が起こるかわからないという恐怖が漂っています。それに耐えることを学ばなければなりません。どんなツールが自分に合っているのか、どうすればうまく付き合えるのか、そして、あなたの小さなモンスターたちに光を当て、それを見て、『私にはあなたが見えています。どうすれば私たちは共存できますか?一緒に生き残るにはどうしたらいいですか?乗り越えなければならないことをどうやって乗り越え、一緒に取り組めばいいのでしょうか?』と言う方法を学ぶ必要があります」

 また、自分の声に耳を傾けることについて、「正直な話、私は、本来なら自分の声に耳を傾けることができたはずの多くの領域で、自分の声に耳を傾けていなかったことに気づきました。私の神経系は長いあいだ、特定の変化を起こすよう私に叫び続けていました。でも、私は聞く耳を持とうとしませんでした。わかりません。もっと聞こうとしました…。それは、自分自身との関係に大きく関わっています。主にそういうことです」と言うと、「私の場合、自分の声を聞いていない、『なぜ私はこんなことをしているのだろう?』みたいな自分の声を聞き始めなければならない、という感じでした。こうした感情を無視しても身を守ることはできません。むしろ逆効果です。(無視するほうが)有害です」と続けた。

 ちなみに、以前は自分の成功やそれに伴うものから隠れていたというアリアナだが、今はそういった気持ちはなく、「それを手放しで楽しめるようになったと思います。それを誇りに思っていますし、感謝しています」と述べている。

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