リリー・グラッドストーンが話題になっている高校の卒業アルバムについて言及
映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で主人公アーネストの妻モリーを演じ、先住民女性として初めてアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたリリー・グラッドストーンが、高校の卒業アルバムで「最もアカデミー賞を受賞しそうな人」に選出されていたことがわかった。
リリーのクラスメイトたちは当時から彼女の才能に気づいていたようで、SNSで拡散された写真には、「最もアカデミー賞を受賞しそうな人(Most Likely to Win an Oscar)」というカテゴリーのところに、リリーとクラスメイトのジョシュ・ライダーの名前が書かれていた。
米Vanity Fairのインタビューでそのことについて聞かれたリリーは、「恥ずかしさは感じませんでした」と言うと、こう続けた。
「とても感動しました。ある地点に達すると、人々があなたのことを忘れてしまっているように感じます。でも、(一緒に選出されたジョシュ・ライダーから)『君がこのことを知っているかどうかわからないけど、君が今やっていることによって、僕たちの高校の同級生の多くが再びつながりました』と言われました。彼らはアカデミー賞の授賞式の鑑賞パーティーを計画しているそうです。私たちの古い高校の劇場でそれを見るかもしれません」
ちなみに、リリーによると、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が公開された直後から、彼女の周囲では大きな反響があったそうで、「映画が公開されたあと、母から『あなたがどう対処してるかわからない。今日もたくさんの人から連絡があった。圧倒されている』と言われました」、「現在、未読のメールが600件近くあります」とも明かした。
リリーは、アカデミー賞の前哨戦のひとつとして知られるゴールデン・グローブ賞で主演女優賞に輝いており、アカデミー賞の受賞に期待がかかっている。もし、受賞したら、高校の卒業に書かれていたことが見事的中することになる。