第96回アカデミー賞について総まとめ
3月10日（日本時間3月11日）にロサンゼルスのドルビーシアターで開催される、第96回アカデミー賞授賞式。2024年のアカデミー賞で最多ノミネートされたのは、13部門でノミネートされたクリストファー・ノーラン監督、キリアン・マーフィーが主演を務める映画『オッペンハイマー』。
その後をヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演の『哀れなるものたち』、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が追う形になった。
そんな2024年のアカデミー賞授賞式について分かっていることを総まとめ。
司会はジミー・キンメル
2024年のアカデミー賞授賞式で司会を務めるのは、人気トークショー『Jimmy Kimmel Live』でお馴染みのジミー・キンメル。ジミーは2017年、2018年、2023年とアカデミー賞授賞式で司会を務めており、今回で4回目の司会。じつは今年はアカデミー賞授賞式の司会を引き受けるつもりはなかったものの、『バービー』を観て考え直したとLos Angeles Timesに語っていた。
豪華すぎるプレゼンターに期待
2024年のアカデミー賞授賞式は、プレゼンターもかなり豪華。今回プレゼンターとしてアリアナ・グランデ、エミリー・ブラント、アニャ・テイラー＝ジョイ、シャーリーズ・セロン、バッド・バニー、クリス・ヘムズワース、ドウェイン・ジョンソン、リタ・モレロ、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ケイジ、ジェイミー・リー・カーティス、キー・ホイ・クァン、ミシェル・ヨー、ゼンデイヤ、アル・パチーノなどのそうそうたるメンツが出席する。
人気アーティストたちがパフォーマンス
アカデミー賞授賞式では、毎年ステージ上で歌曲賞にノミネートされた楽曲がパフォーマンスされるのが恒例。2024年はビリー・アイリッシュが『バービー』の楽曲「What Was I MadeFor?」、ジョン・バティステが『ジョン・バティステ：アメリカン・シンフォニー』の「It Never Went Away」、ベッキーGが『フレーミングホット！チートス物語』の「The Fire Inside」、スコット・ジョージが『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の「Wahzhazhe(A Song for My People)」をパフォーマンスする。
そのなかでも話題になっているのが、ライアン・ゴズリングが『バービー』の挿入歌である「I’m Just Ken」をパフォーマンスすること。ライアンが公の場で「I’m JustKen」をパフォーマンスするのは初めて。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
お土産バッグの中身は合計約2,600万円
賞にノミネートされた参加者たちに配られるおみやげ通称スワッグバッグ。米Buzzfeedによると、2024年のスワッグバッグにはバッグやスキンケア用品などからセント・バーツ島のプライベートヴィラへの旅行券など幅広く入れられているという。「Everyone Wins」ギフトバッグと名付けられたお土産バッグは、アカデミー賞にノミネートされた俳優と監督25名に配られるようで、バッグの中身は合計2,600万円(17万8,000ドル)相当と言われている。
日本勢も健闘
2024年のアカデミー賞は、日本の作品も3作ノミネート。長編アニメ映画賞に宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』、視覚効果賞に山崎貴監督の『ゴジラ -1.0』、そして国際長編映画賞にヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演の『PERFECT DAYS』がノミネートされており、アカデミー賞受賞が期待される。
