ミシェル・ヨーがアカデミー賞授賞式のことを振り返り
映画界で最も名誉がある賞と言われるアカデミー賞が3月10日(日本時間3月11日)にロサンゼルスのドルビーシアターで開催され、クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』が7部門で受賞した。
そんな第96回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した『哀れなるものたち』のエマ・ストーンの行動が物議を醸していた。
これまでは前年の受賞者しかステージ上にあがらなかったものの、2024年のアカデミー賞授賞式は、主要部門の受賞者発表の時に前年の受賞者と候補者が全員登壇。そして前年の受賞者から今年の受賞者にオスカー像が手渡されるという形になっていた。
そのためエマは本来であれば前年の受賞者であるミシェル・ヨーからオスカー像を受け取るはずが、エマはミシェルとその横にいた親友ジェニファー・ローレンスからオスカー像をもらっていた。
Emma Stone wins Best Actress at the 2024 #Oscars for her role in #PoorThings pic.twitter.com/r3ypYnmNEZ
— The Hollywood Reporter (@THR) March 11, 2024
エマがミシェルから直接オスカー像をもらわなかったうえ、すぐにジェニファーの元に行き敬意を払わなかったことはSNSで炎上。
この騒動について誰も口を開かなかったが、アカデミー賞授賞式から一夜明けミシェルがこの件について口を開いた。ミシェルは自身のインスタグラムにエマと壇上で抱き合うシーンやジェニファーとの3ショットなどをアップすると、「エマ、おめでとう!私はあなたを混乱させてしまいましたが、私はあなたの親友であるジェニファーと一緒にあなたにオスカーを渡す輝かしい瞬間を共有したかったんです! 彼女は、私の親友ジェイミー・リー・カーティスを思い出させてくれました。いつもお互いのために!」とコメントした。
ミシェルはエマを混乱させたとし、ジェニファーと2人でオスカー像を渡した経緯について釈明。エマの炎上にミシェルが終止符を打った。