キリアン・マーフィーが次期ボンド役に推す声に反応
映画『007』シリーズで5代目ジェームズ・ボンドとして計4作品に出演したピアース・ブロスナンは、映画『オッペンハイマー』でアカデミー賞の主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーを次期ジェームズ・ボンド役に推しているが、当の本人は否定的な見解を示している。
ご存じの方も多いと思うが、6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグは、2021年公開の映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもって同役を卒業した。そのため、現在、製作陣は次期ジェームズ・ボンド役の俳優を探している最中にある。
2022年のインタビューでは、次期ジェームズ・ボンドを演じるのは「誰でもいい」と興味がなさそうな様子だったピアースだが、先日開催されたオスカー・ワイルド・アワード(Oscar Wilde Awards)で、「キリアンは国王陛下のシークレット・サービスであるジェームズ・ボンド役を見事にこなすでしょう」と“キリアン推し”であることを英BBCに明かした。
しかし、キリアンは自分が適役だとは思っていないようで、レッドカーペットで記者団に対し、ジェームズ・ボンドを演じることに興味があるかどうかについて、「いいえ。(ジェームズ・ボンドを演じるには)私はちょっと年を取りすぎていると思います」と語ったと米Peopleは伝えている。
実際、次期ジェームズ・ボンドは30代を想定しているという情報もあり、有力候補の1人として名前が挙がっているアーロン・テイラー=ジョンソンは33歳だが、果たして“世界で最も有名なスパイ”を次に誰が演じるのか?