クリステン・スチュワートが映画のセックスシーンに物申す
クリステン・スチュワートが、現実のセックスとは似ても似つかない整然とした映画のセックスシーンに「うんざりしている」ことを米NBC Newsのインタビューで明かした。
「ありふれた、(手順どおりに)ただやっていく擬似セックスはとても機械的です。俳優には『OK。今からイチャイチャして、セックスすることになっている』みたいなデフォルトの設定があります。それは(実際に)人々がセックスする方法とは違います。それを見るのはもううんざりです」
続けて、クリステンは自身が出演する新作映画『Love Lies Bleeding(原題)』のセックスシーンはリアルさを重視しているとして、「細部にまでこだわっていて、実際に目にするというよりも、それを言語化するかのように身体的な経験について話しています。語り合って、空間を共有して、何種類ものショットに分割にしないみたいなことです。偽物ではなくありのままの体験を提供するのは本当に美しいことだと感じました」と述べた。
なお、クリステンと一緒にインタビューを受けた共演者のケイティ・オブライアンは、「この映画から何かを学ぶとしたら、パートナーが何を好きか聞いてみることです。それは映画では見られませんから」と付け加えている。
ちなみに、クリステンは今年1月に米Varietyのインタビューでも、「(『Love Lies Bleeding』のセックスシーンは)服を脱がないけど、人々に衝撃を与えるでしょう」、「通常、あなたが目にするのは、ドレスがたくし上げられ、頭が下の方にいくところです。映画の中の異性間のセックスも機械的だと思います。実際には誰も自分自身をさらけ出したくないので、『映画でどう見えるかは知っている。それが私たちのやることだ』という感じでやるのです」と語っていた。