ペドロ・パスカルが、20年以上前に出演したあの人気ドラマのおかげで今も俳優を続けることができていると語った。(フロントロウ編集部)

ペドロ・パスカルのキャリアを救ったドラマとは?

 『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ『マンダロリアン』のマンダロリアン/ディン・ジャリン役や、『ラスアス』ことドラマ『The Last Of Us』のジョエル役で知られるペドロ・パスカルが、1997年から2003年までアメリカで放送された人気ドラマ『バフィー 〜恋する十字架〜』が自身の俳優としてのキャリアを救ってくれたと米Entertainment Tonightに明かした。

 ペドロが出演したのは1999年に放送されたシーズン4の第1話のみで、大学生活に適応しようと奮闘する主人公のバフィーと絆を深める新入生のエディを演じた。

画像: ペドロ・パスカルのキャリアを救ったドラマとは?

 MCU版『ファンタスティック・フォー』の主人公ミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズ役に抜擢されるなど、今でこそ俳優として大活躍しているペドロだが、下積み時代が長く、『バフィー 〜恋する十字架〜』に出演した当時は金銭的に苦しい生活を送っていたという。

 ペドロは「私の下積み時代は15年ほど続きました」と言うと、こう続けた。

 「病院に行く、病気になる、手術を受ける、家賃を支払うといった(生活に必要な)ことができるかどうかという話です。(当時の)銀行口座の残高は7ドル以下でした。そこに『バフィー 〜恋する十字架〜』の再放送料が現れ、窮地を救ってくれました。文字どおり、それが私があきらめずに(ハリウッドに)とどまることができた理由です」

 ちなみに、このインタビューでペドロは、「彼女(※バフィー役のサラ・ミシェル・ゲラー)はトレーラーにアイスクリームを積んでいて、私に分けてくれました。(撮影中は)ヴァンパイアのマスクをかぶったまま昼食をとらなければなりませんでした。すべて覚えています」と撮影の思い出を振り返っている。 

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