俳優のゼンデイヤが、インティマシー・コーディネーターが非常に助けになったことを明かした。(フロントロウ編集部)

ゼンデイヤがインティマシー・コーディネーターについて話す

 映画『君の名前で僕を呼んで』や『ボーンズ・アンド・オール』などの話題作を手掛けたルカ・グァダニーノが監督を務める『チャレンジャーズ』は、ゼンデイヤが地位・名誉・富、すべてを手に入れたテニス界の元トッププレーヤーであるタシ・ダンカンを演じ、彼女の虜になった親友同士の若き男子テニスプレーヤーとの恋の様子が描かれている。

 そんな『チャレンジャーズ』でゼンデイヤは、ジョシュ・オコナーとマイク・ファイストとのベッドシーンがある。最近ではMeTooムーブメントがきっかけで需要が高まっているインティマシー・コーディネーターと呼ばれる性的なシーン専門のコーディネーターが撮影に参加することがあるのだが、今回の作品でもインティマシー・コーディネーターが参加していた。

 ゼンデイヤはインティマシー・コーディネーターについて「私たちにはインティマシー・コーディネーターがいて、素晴らしくとても助けになりました。というのも、私たちが安全だと感じることが一番大切だったからです」とThe Hollywood Reporterにコメント。

画像: ゼンデイヤがインティマシー・コーディネーターについて話す

 そして「安心できる方法を見つけるために共演者と話し、一緒にテニスをしたり、外出したり、リハーサルをしたりしました。私たちは絆を深めて、お互いに気持ちよく撮影することができました」と話した。

 これまで性的なシーンは俳優たちの演技や、監督の演技指導に任されてきたが、肌を見せて性的な行為を行なうシーンの撮影は、俳優にとっては精神的にも身体的にも負担のかかること。そのため、現在ではその問題を是正するために登場したインティマシー・コーディネーターを起用する作品が増えている。

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