人気ラッパーのニッキー・ミナージュが、ライブのために訪れていたアムステルダムで逮捕。ニッキー曰く、解雇したツアーマネージャーの陰謀のよう。(フロントロウ編集部)

ニッキー・ミナージュがオランダで逮捕

 現在2010年にリリースされたデビューアルバム『Pink Friday』の続編である『Pink Friday 2』を引っ提げてワールドツアーを行なっているニッキー・ミナージュが、公演で訪れていたアムステルダムの空港にて薬物所持で逮捕されるという事件が発生。

画像: ニッキー・ミナージュがオランダで逮捕

 ニッキー一行は、次の公演の地であるイギリスに移動しようと空港で待機していたところ、薬物を運んでいる可能性があるとして荷物検査をされることに。すでに警察官にはセキュリティのバッグにマリファナが入っていると伝えていたにもかかわらず、荷物からマリファナが出てきたことでニッキーらは連行された。

 オランダの警察広報はニッキーの名前こそ出していないものの「本日午後、スキポール空港でソフトドラッグの輸出の疑いで拘束していた41歳のアメリカ人女性を釈放しました。同容疑者は検察庁との協議の結果、罰金刑が科せられ、そのまま旅を続けられることになりました」とツイートし事態を説明した。

 ニッキーらはすぐに釈放されたものの、当然ながら次の公演は間に合わず、マンチェスター公演は延期に。ニッキーはこの事件の裏には解雇したツアーマネージャーが関わっている可能性があると示唆した。

 ニッキーはマネージャーがこの事件に関わっていると思っており、「彼らは大金をもらって、私のツアーを妨害しようとしています。というのも、あまりに多くの人がこのツアーが成功していることに腹を立てているからです。彼らは私のツアー代やジェット機からお金を盗んでいることがバレました。そしてクビになり怒っていました」とツイート。続けて「彼らは毎回、私に別のジェットを予約させようとします。何年も前から私のジェットに3~5万ドルを上乗せして、それを懐に入れていた経営陣をクビにしたからです。最近、同じことをしていたツアーマネージャーをクビにしました。彼らの目的は私を遅刻させ、4万ドルを懐に入れることなんです」とその理由を明かした。

ホテルの名前を明かして公演を楽しみにしていたファンと交流

 その後無事にイギリスに到着したニッキー一行。コンサートが延期になったことを申し訳なく思ったニッキーは、ファンにツイッターを通してホテルの名前を教えた。当然ホテルの周りにはニッキーのファンが、ひと目でもニッキーを見ようと思いホテルへダッシュ。アナウンスから2分もしないうちに多くのファンが集まったようで、ニッキーは当初バルコニーから挨拶しようとしていただけだったが、ホテルを出て実際にファンと交流した。

画像: ホテルの名前を明かして公演を楽しみにしていたファンと交流

 オランダで逮捕された翌日にはツアーを再開しており、いつも通りパワフルなステージを見せていた。

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