第77回トニー賞授賞式がニューヨークで開催
ミュージカル界で最も権威があると言われているトニー賞の授賞式がニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で行われ、ミュージカル部門の作品賞は『アウトサイダー』、演劇部門の作品賞は『ステレオフォニック』が受賞した。
そんなトニー賞授賞式でミュージカル部門の作品賞のプレゼンターとして、イディナ・メンゼルとシンシア・エリヴォが登壇。
ここでお気づきの人も多いかもしれないが、2人は『ウィキッド』の新旧エルファバ。イディナはミュージカル『ウィキッド』でエルファバを演じ、シンシアは11月に公開される映画『ウィキッド』でエルファバを演じる。
2人は登壇するとイディナが「ちょっと台本から外れて手短に言わせてもらうと、私は映画の中であなたが素晴らしい演技を見せてくれることをどれほど楽しみにしているか」とシンシアにコメント。先輩エルファバであるイディナからのメッセージには、シンシアは思わず照れ笑いを浮かべ「愛しています」と返答。
そしてイディナは体が緑のエルファバにたとえて「私はただグリーン・ガール・パワーと言いたかったんです」と2人にはグリーン・ガール・パワーがあると話した。
ミュージカル『ウィキッド』に出演していたイディナとグリンダ役のクリスティン・チェノウェスは、以前から映画版『ウィキッド』をサポートする姿勢を見せており、今回の新旧エルファバ役が同じステージに立つという姿はファンの間でも話題になった。