パリ五輪の開会式でシンガーとして復帰を果たしたセリーヌ・ディオンの衣装の制作は、とてつもない時間がかけられていたことが分かった。(フロントロウ編集部)

セリーヌ・ディオンがパリ五輪でシンガーとして復帰

 筋肉の痙攣などを引き起こす珍しい神経疾患スティッフ・パーソン症候群と診断されて以降、シンガーとしての活動は一時休止していたセリーヌ・ディオンは、現在フランス・パリで開催されている夏季オリンピックの開会式に登場。

 開会式ではラストに登場し、エッフェル塔で涙をこらえながら名曲「愛の賛歌」を熱唱し、多くの人を感動させたセリーヌ。

 そんなセリーヌは、開会式でデザイナーのマリア・グラツィア・キウリが特別にデザインしたディオール(Dior)の特注ドレスを着用。白いシルクジョーゼットのガウンに身を包み、スパンコールが刺繍され、何千ものシルバービーズをちりばめた500メートルを超えるフリンジで強調されたドレス。じつはこのドレス、制作に1,000時間もの時間が費やされていた。

 上品ながらもインパクトのある衣装を着用したセリーヌは、ヘアスタイルはあえて低めのシニヨンでシンプルに。メイクはスモーキーアイにヌードリップと印象に残るメイクだった。

 ちなみにこの日ピアノの伴奏をしていたスコット・プライスは、キム・ジョーンズがディオールのためにデザインしたブラックのオブリーク タキシードを着用しており、セリーヌと共にディオールで衣装を揃えていた。

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