シンガーのテイラー・スウィフトが、テロ未遂で中止となったウィーン公演について話していなかった理由を明かした。(フロントロウ編集部)

テイラー・スウィフトがウィーン公演中止について語る

 現在から過去の「音楽を巡る旅」を巡るテイラー・スウィフトの「ザ・エラズ・ツアー(The Eras Tour)」はヨーロッパでの公演が全て終わり、テイラーは10月のツアー再開までしばらくの間休暇に入る。

 ヨーロッパでの公演はロンドンで9万人もの人を収容できるウェンブリー・スタジアムで8回も公演を行なったり、ミュンヘン公演では音漏れを聞きに丘に数万人のファンが集まったりとなにかと話題になった。

 そんなヨーロッパでの公演では、ウィーン公演がテロ未遂で3公演全てが中止となる出来事も。テイラーはウィーン公演についてこれまで口を開いておらず、一部からは批判されていたが、その理由を明かした。

 テイラーは自身のインスタグラムでヨーロッパでの公演について振り返っていたのだが、ここで初めて「ウィーン公演がキャンセルされたことはショックでした。キャンセルの理由を聞いて、私は新たな恐怖感と、その公演に来る予定だった多くの人たちに対するとてつもない罪悪感でいっぱいになりました。しかし当局に感謝 しています。なぜなら彼らのおかげで、私たちは命ではなくコンサートがなくなったことを悲しむことができたのですから。私は、ファンの愛と団結している姿を見て心を打たれました」と初めてウィーン公演の中止について触れた。

 そしてこれまでウィーン公演中止について黙っていたのにも理由があったようで「はっきり言わせてもらうと、私のショーに来てくれるファンに危害を加えようとする人たちを刺激するかもしれないと思えば、私は公の場で何かについて話すつもりはないです。今回のような場合、『沈黙』とは実際には自制心を示すことであり、正しい時期に自分自身を表現することを待つことでした。私の最優先事項はヨーロッパツアーを無事に終えることであり、それができたと言えることに大きな安堵を感じています」と明かした。

 

This article is a sponsored article by
''.