元ワン・ダイレクションのメンバーであるゼイン・マリクが、故リアム・ペインへ追悼メッセージを送った。(フロントロウ編集部)

ゼインがリアムへ追悼メッセージ

 ゼイン・マリクはワン・ダイレクションを2015年に電撃脱退して以来、ソロとして活動しており、現在は10月23日からスタートするツアーに向けて準備を進めている。

 そんななか、突如報じられたリアム・ペインの訃報。現地時間10月16日に滞在先のアルゼンチンのホテルから転落し、この世を去ったリアム。

 多くのファンがリアムが亡くなったことに打ちのめされているなか、ゼインはリアムの膝の上で寝ている写真をインスタグラムにアップし、追悼メッセージを送った。

 「リアム、君に大声で話している自分に気づいた。僕の声が君に聞こえてることを願うよ。僕たちの人生には、もっとたくさんの会話があったはずだったと、自分勝手なことを思ずにはいられないんだ。人生で最もつらい時期に僕を支えてくれた君に、感謝の気持ちを伝えることができなかった。

 僕が17歳で故郷が恋しかったとき、君はいつも前向きな姿勢と心強い笑顔でそばにいてくれて、君が僕の友達で、僕が愛されていると教えてくれた。君は僕より年下だったが、いつも僕より賢くて、頑固で、自分の意見を持っていて、人が間違っているときはそれを指摘することに何の抵抗もなかった。このことで何度か衝突したこともあったけど、僕はいつも密かに君を尊敬していたんだ。

 音楽に関しては、リアムはあらゆる意味で最も適任だった。それに比べて僕は何も知らなかった。僕は経験のない初心者で、君はすでにプロだった。ステージで何が起ころうとも、次に何をすべきか知っている君をいつも頼れることができて嬉しかった。君が僕たちのもとを去った時、僕は弟を失った。最後にもう一度抱きしめて、きちんと別れを告げ、心から君を愛し、尊敬していると伝えたい気持ちは、説明しきれないほどだ。君との大切な思い出を永遠に心の中にしまっておくよ。今の気持ちを正当化する言葉も説明する言葉もありませんが、打ちのめされた以外の何ものでもありません。君が今どこにいようと、元気で、平穏で、君がどれだけ愛されているかを知っていることを願っている。愛してるよ弟」

 ワン・ダイレクションのインスタグラムが更新したリアムへの追悼メッセージには、脱退したゼインの名前も連名で記されていたことでも話題になった。

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