俳優のエイドリアン・ブロディがニューヨーク映画批評家協会賞授賞式で最優秀男優賞を受賞した際、スピーチでロサンゼルスの山火事について触れた。(フロントロウ編集部)

エイドリアン・ブロディが最優秀男優賞を受賞

 第二次世界大戦後にアメリカへと移住したユダヤ系の建築家ラスロ・トスと妻のエルジェーベトを描いた映画『ブルータリスト』は、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞し、先日開催されたゴールデン・グローブ賞でも映画の部門の作品賞(ドラマ)などそ受賞している注目度の高い作品。

 そんな『ブルータリスト』で主演を務めたエイドリアン・ブロディが、ゴールデン・グローブ賞に続き、ニューヨーク映画批評家協会賞でも最優秀男優賞を受賞。

エイドリアンは受賞スピーチで「今夜、私たち全員が考えていること、心にあることの重みについて言及しないわけにはいきません。僕にとって、今日は大変な一日でした。世界には多くの苦しみがあるのに、このような賞を受け入れるのは難しいです。そして、私の心はすべての家族、動物たち、そして同僚たちと共にあります」と、現在大きな被害をもたらしているロサンゼルスの山火事に触れ涙を流し声を震わせながらスピーチ。

 そしてエイドリアンはファースト・レスポンダーズと呼ばれる警察官・消防士・救急隊員など現場で働く人たちに感謝の気持ちを表し、彼らの仕事を称えた。

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