200万人以上が集まったレディー・ガガのブラジル公演
ニューアルバム『Mayhem』をリリースしたレディー・ガガは、7月から欧米で行なわれる新しいツアー「Mayhem Ball」を前にコーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーを務めたり、南米でコンサートを行なった。
とくにブラジルのコパカバーナ・ビーチでフリーコンサートでは前日のリハーサル時点で数万人が会場に集まり、本番では200万人以上の人がガガの姿をひと目見ようと駆けつけた。
そんな多くの人が集まったコンサートで爆撃を予定していた2人がおり、ブラジル警察はその2人を逮捕した。リオの警察長官フェリペ・キュリーによると容疑者らがブラジルのLGBTQ+コミュニティを標的にしようとしていたようで、「彼らは明らかに、性的指向を動機としてレディー・ガガのコンサートで襲撃を計画していると述べていた」とコメント。
ブラジル当局はガガの公演の数時間前に容疑者を逮捕したと発表したものの、コンサートは中断することなく開催。通常このような爆撃計画が発覚すると中止になることが多く、以前テイラー・スウィフトの公演も中止に。そのため問題を軽視しているのではとの声も上がっている。
ちなみにガガのチームは「今朝のメディア報道でこの恐ろしい疑惑を知りました。公演前および公演中、安全上の懸念は報告されておらず、警察や当局からレディー・ガガに対し、潜在的なリスクに関する連絡もありませんでした」という声明を発表した。