ゴキブリに囲まれるよりもツラかった“兄妹キス”体験
世界的ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でサンサとジョンという義理の兄妹を演じてきたソフィー・ターナーとキット・ハリントンが、新作映画『The Dreadful(ザ・ドレッドフル)』で再び共演することになった。今回2人は恋人役を演じることとなり、ソフィーは「本当に気持ち悪かった」「吐きそうになった」とトーク番組『レイト・ナイト』で振り返っている。
ソフィーは『The Dreadful』のプロデューサーも務めており、脚本を読んだ際に共演者として真っ先に思い浮かんだのがハリントンだったという。ただし、その脚本には「キス、キス、セックス、キス、セックス…」といった複数の親密なシーンが含まれており、義理の兄妹を長年演じた相手との恋愛描写に焦りを覚えたことも明かしている 。
一方で、キットも脚本を読んだ感想を、「受けたいけど、ものすごく変になるね」とソフィーにメッセージを送っていたそう。
撮影現場での最初のキスシーンについては「2人とも吐き気を催した」と振り返り、撮影がいかに心理的に困難だったかを強調している。
また、ソフィーは自身が出演したスリラー映画『Trust(トラスト)』で「ゴキブリやネズミに囲まれるシーン」を撮影した経験と比較し、それよりも今回のキスシーンの方が不快だったと語っている。
ゴシックホラー『The Dreadful』では、ソフィーとキットが15世紀の薔薇戦争期を背景に重厚な人間ドラマを演じる。撮影はすでに完了し、現在は編集段階。公開時期は未定だが、完成が待ち望まれる作品となっている。