映画界の注目を集めるクロエ・ジャオ監督の最新作『ハムネット』が、2026年春に日本公開されることが決定した。『ノマドランド』でアカデミー賞作品賞・監督賞を獲得したジャオ監督が挑むのは、シェイクスピア一家をめぐる壮大な家族の物語である。

原作は、マギー・オファーレルの世界的ベストセラー小説。舞台は16世紀のイングランド、薬草の知識を持つアグネス・シェイクスピアを中心に描かれる。夫ウィリアムはロンドンで作家として活動する一方で、家庭は不在。やがて11歳の息子ハムネットの死が一家を襲い、その悲劇はシェイクスピアの代表作『ハムレット』誕生の背景へと結びつく。

主人公アグネスを演じるのはジェシー・バックリー。ウィリアム役には注目の俳優ポール・メスカルが抜擢された。そのほかエミリー・ワトソンやジョー・アルウィンも出演する豪華布陣に加え、製作総指揮としてスティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデスが名を連ねる。

今回解禁されたスチールでは、劇場に集う村人たちの表情、屋根裏で静かに佇むアグネス、物憂げなウィリアムの姿が切り取られている。海外版予告では、二人の出会いから息子をめぐる悲劇までが映像化され、その映像美と情感豊かな演出に注目が集まる。ジャオ監督が新たに挑む愛と悲劇のドラマに、映画ファンの期待は高まる一方だ。

画像1: トロント映画祭最高賞受賞!ジェシー・バックリー&ポール・メスカル出演、映画『ハムネット』2026年春公開へ
画像2: トロント映画祭最高賞受賞!ジェシー・バックリー&ポール・メスカル出演、映画『ハムネット』2026年春公開へ
画像: 2026年春公開『ハムネット』<海外版予告> www.youtube.com

2026年春公開『ハムネット』<海外版予告>

www.youtube.com

監督:クロエ・ジャオ
脚本:マギー・オファーレル、クロエ・ジャオ  
製作:スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス 
出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、ジョー・アルウィン、エミリー・ワトソン 
2025年/イギリス/ビスタサイズ/126分/カラー/英語/5.1ch/原題『HAMNET』/
配給:パルコ ユニバーサル映画   ©2025 FOCUS FEATURES LLC.

This article is a sponsored article by
''.