EXOのレイとして世界的な人気を誇るチャン・イーシンが主演を務める映画『愛がきこえる』が、2026年1月9日に全国公開されることが決定した。中国で初登場1位を記録し、北米をはじめとする世界各国でも公開が進む話題作が、ついに日本に上陸する。
本作は、耳のきこえない父と7歳の娘の絆を描いた感動作。ろう者の父・シャオマーと、彼を支えるコーダ（聞こえる子ども）のムームー。母の帰還をきっかけに、ふたりの穏やかな日常は揺らぎ始める。経済的な困難、親権をめぐる争い、そして絶望の中でも、ふたりはお互いを信じ続ける――。
チャン・イーシンは、娘の幸せを願って奮闘する父親シャオマーを全身全霊で熱演。これまで見せてこなかった“父親”としての表情と繊細な演技で観客の心を鷲掴みにする。ムームーを演じるのは、映画初出演の新星リー・ルオアン。幼いながらも圧倒的な表現力でスクリーンを照らし出す。監督は、中国で社会現象を巻き起こした『あなたがここにいてほしい』のシャー・モーが務めた。
公開に先駆けて解禁された予告編では、シャオマーが娘を守るためにもがく姿や、ムームーが裁判所で「お父さんを助けて」と叫ぶ涙の場面が印象的。「わたしが大人になったら、守ってあげる。」という言葉が、静かな愛の強さを象徴している。
苦しみの中でこそ光る、父と娘の無償の愛。『愛がきこえる』は、2026年最初の涙を誘う感動作となりそうだ。
監督：沙漠（シャー・モー）
出演：张艺兴（チャン・イーシン）李珞桉（リー・ルオアン）
原題：不说话的爱｜英題：MuMu｜2025年｜中国｜中国語｜111分｜ビスタ｜カラー｜5.1ch｜日本語字幕：本多由枝｜配給：マーチ
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