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全長13mの「トロイの木馬」が出現 『オデュッセイア』NYプレミア

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全長13mの「トロイの木馬」が出現 『オデュッセイア』NYプレミア
(C) 2026 UNIVERSAL STUDIOS

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』が、全米公開を目前にニューヨークでプレミアを開催。会場に現れたのは、全長約13メートルの巨大な「トロイの木馬」だった。マット・デイモンら全員主演級のキャストが集結している。(フロントロウ編集部)

砂浜、篝火、そして13メートルの木馬

配給元の発表によると、映画『オデュッセイア』のNYプレミアが、現地時間7月14日にアメリカ・ニューヨークのAMCリンカーンスクエアで開催された。以前フロントロウでもお伝えしたとおり、本作は今月8日にロンドンで世界プレミアを迎えたばかり。全米公開を今週末に控え、お披露目の場がニューヨークへと移った格好だ。

会場の作り込みが、とにかく尋常ではない。砂浜をイメージした装飾の奥にそびえ立っていたのは、劇中にも印象的に登場する全長44フィート——約13メートルにおよぶ「トロイの木馬」。タイトルロゴが掲げられた会場内や、篝火(かがりび)が焚かれたゲート周辺では、鎧兜や槍を身にまとった兵士たちが警護にあたり、古代ギリシャの世界がそのまま現代のマンハッタンに立ち現れたかのような光景が広がった。

豪華キャストがレッドカーペットに姿を見せるたび、詰めかけたファンとメディアからは割れんばかりの歓声が上がったという。

「全員主演級」がひとつのカーペットに並んだ

登壇したのは、主演のマット・デイモンを筆頭に、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモ、ジョン・バーンサル、ヒメーシュ・パテル、ビル・アーウィン、エリオット・ペイジ、ベニー・サフディら。さらに脚本・監督・製作を務めたクリストファー・ノーランと、製作のエマ・トーマスも姿を見せた。

これだけの顔ぶれが一本の映画のために一堂に会すること自体が、近年ではめずらしい。アカデミー賞受賞者と主演級のスターが横一列に並ぶ画は、「全員主演級のオールスターキャスト」という宣伝文句が誇張ではないことを、そのまま証明してみせた。

キャストがそろって口にしたのは、ノーラン監督への信頼だ。オデュッセウスの妻ペネロペイアを演じるアン・ハサウェイは、監督を「ノーランは完璧な存在」と評している。ハサウェイは『インターステラー』『ダークナイト ライジング』にも出演しており、監督とは長い付き合いだ。また、ルピタ・ニョンゴにいたっては脚本を読まないまま出演を即決したと紹介されており、ノーランという名前がいまのハリウッドで持つ引力の強さがうかがえる。

20年越しの念願、そして9月11日

『オデュッセイア』の原作は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」。西洋文学の金字塔にして、世界最初の物語のひとつとも呼ばれる作品だ。トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウス(演:マット・デイモン)が、神々の介入や怪物、荒れ狂う海に阻まれながら、10年をかけて家族の待つ故郷を目指す。

ノーラン監督にとっては、20年越しの念願だった映像化でもある。『オッペンハイマー』でアカデミー賞最多7部門を受賞した監督は、本作で映画史上初となる全編IMAX撮影に踏み切った。前売券の争奪戦は世界各地で興行記録を塗り替えており、海外メディアからも早くも絶賛の声が上がっている。

映画は7月17日の全米公開を皮切りに世界各国で封切られ、日本では9月11日に全国公開される。ロンドン、ニューヨークと熱狂を広げてきた“2800年の時を超えた物語”が、日本の観客のもとに届く日も近い。

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