ヒュー・ヘフナーが亡くなってから、まもなく9年。妻だったクリスタル・ヘフナーが、当時の生活の実態を赤裸々に語った。(フロントロウ編集部)
「洗脳されていた」と思うのは今だから言えること
『プレイボーイ』創刊者ヒュー・ヘフナーの妻だったクリスタル・ヘフナー(40)が、ポッドキャスト「No One Asked Her」に出演し、プレイボーイ・マンションでの生活について率直に語った。
「私は完全に洗脳されていたと思います。ただ、当時は自分の感じていることが正しいと裏付けてくれるものが何もありませんでした」とクリスタルは述べ、当時メディアがヘフナーを「偉大な人物」として持ち上げていたため、自分のほうがおかしいのではないかと思っていたと回想した。「みんなが彼をそんなふうに見ているのなら、私のほうに何か問題があるんだと思っていました」と、米Fox Newsが報じた。
交際を始めたのは21歳のとき。2012年に結婚し、2017年のヒュー死去まで婚姻関係にあった。
外出を封じる「門限」は、映画ナイトという名のルール
プレイボーイ・マンションでは約70人の従業員の目があり、監視されているような環境だったというクリスタル。とくに印象深かったのが、「映画ナイトは夜6時から」というルーティンだった。「映画ナイトは午後6時という早い時間から始まり、私はそこにいなければなりませんでした。『映画ナイトの時間』という形で、門限や支配が隠されていたんです」と振り返る。
「ようやく屋敷を出たときには、車のヘッドライトのつけ方さえ分かりませんでした。いつも暗くなる前には家に戻っていたからです」と語り、「コーシブ・コントロール(強制的な支配)が、『映画ナイト』という形で覆い隠されていました」と表現した。
外見にも細かく指示があったという。体重からネイルの色、服装、ヘアカラーに至るまで、ヘフナーから細かく指示されていた。カラフルなシャツを着ることや、プレイボーイのロゴを服のどこかに入れること、髪の根元をブリーチすることも求められたという。
ヘフナーの死後、約6週間部屋から出なかった
ヒュー・ヘフナーが2017年に91歳で死去した後、クリスタルは約6週間、プレイボーイ・マンションの一室にこもり、そこから出なかったという。「ある意味、ストックホルム症候群だったのかもしれません。あそこはとても閉ざされた世界だったので、実際にそうなっていたと私は思います」と振り返った。
クリスタルは2024年、回顧録『Only Say Good Things: Surviving Playboy and Finding Myself』(日本語版未発売)を刊行し、プレイボーイ・マンションでの生活について詳しくつづっている。

















