「イスラエル政府への批判と、ユダヤ人への批判は違う」──俳優は、そう言い切った。(フロントロウ編集部)
Instagramへの投稿がきっかけ
マーベル作品でハルク役を演じるマーク・ラファロは2026年8月21日(金)、Instagramに動画を投稿した。Oracleのエグゼクティブ・バイスチェア(副会長)を務めるサフラ・カッツが、同社がイスラエルに提供した技術について語る場面を収めた動画をシェアし、「これは、ラリー・エリソンが息子デイビッドによるWarner Bros. Discovery買収の資金調達に利用している会社だ」と批判した。
ラファロはここ数カ月、ParamountとWarner Bros. Discoveryの合併に反対する立場を取り続けており、今回の投稿もその文脈で行われたものだ。
これに対してParamountの広報担当が声明を発表。「ビジネス上の争いのために反ユダヤ主義的なステレオタイプが持ち出されることを懸念している。『ジェノサイド』『アパルトヘイト』といった言葉を企業取引に当てはめることは間違っているだけでなく、一線を越えている。そうした言葉が表す現実の苦しみを矮小化するものだ」と反発した。
「批判はユダヤ人への敵意とは違う」
翌8月22日(土)、ラファロはXで反論した。
「私が反ユダヤ主義者だという非難は、ひどいものであり、根本的に不誠実です。イスラエル首相の行動や軍事技術契約、それを提供する企業幹部を批判することは、ユダヤ人を批判することとは違います」と明確に述べた。さらに「はっきりさせておくと、私の考えは私自身の政治的信念に基づくものであり、深い愛情と敬意を抱いているユダヤ人への敵意として解釈されるべきでは決してありません」と続けた。
「この合併には現実の人々への現実の影響がある。エリソン一家を精査することは正当かつ必要だ。1,110億ドルの取引によって、CNN、HBO、Warner Bros.の支配権が1つの家族の手に渡ることになる」とも主張した。
ユダヤ人の友人や同僚との深い関係にも言及し、「演技、活動家としての活動、そして人間性について私が知るすべては、人生のあらゆる場面で大切な存在であり、家族同然だったユダヤ人の友人や同僚、愛する人たちによって大きく形づくられてきました」と語った。

















