ジャスティン・ビーバーとの「ステイ」で世界を制したザ・キッド・ラロイが、R&Bシンガーのギヴィオンを迎えた新曲「GET EVEN」を9月18日にリリースした。2人が楽曲で組むのはこれが初めて。しかもこの曲、一度は世に出ないまま眠っていた1曲だという。(フロントロウ編集部)
ラッパーとR&Bシンガー、初めての共演
オーストラリア出身、23歳のラッパー/シンガーであるザ・キッド・ラロイは、感情をむき出しにする歌声とジャンルにこだわらないサウンドで支持を広げてきた。対するギヴィオンは、深みのある唯一無二の歌声で知られるR&Bシンガー。それぞれの持ち味がまったく違う2人の声が、「GET EVEN」では互いを引き立て合う形で重なっている。

楽曲と同時にミュージック・ビデオも公開された。監督は映像作家のアヨデジ(Ayodeji)。8月末に出たラロイのシングル「SLEEP」のビデオも手がけており、わずか数週間で2度目のタッグになった。「SLEEP」から地続きの映像表現も見どころだ。
最新アルバムの“前”に生まれていた曲
「GET EVEN」には少し変わった経緯がある。この曲は「SLEEP」と同じく、ラロイが最新アルバム『ビフォー・アイ・フォーゲット』より前に制作し、最終的にリリースを見送ったアルバムのために書かれたものだった。
その後、当時の曲を改めて聴き返すなかで、ラロイ自身が「SLEEP」と「GET EVEN」は世に出すべきだと感じたことから、今回の正式リリースにつながった。お蔵入りのまま終わるはずだった曲に、本人が時間を置いてもう一度光を当てた格好だ。
「ステイ」から5年、次はヨーロッパへ
ラロイは2003年生まれ、シドニー出身。2021年にジャスティン・ビーバーと組んだ「ステイ」が米ビルボードのグローバルチャートと全米シングルチャートで1位を獲得し、第64回グラミー賞では最優秀新人賞にノミネートされた。日本でも「ステイ」はストリーミング累計1億回を洋楽史上最速で突破している。2023年にデビュー・アルバム『ザ・ファースト・タイム』、2026年にセカンド・アルバム『ビフォー・アイ・フォーゲット』を発表した。
今後は10月27日の英バーミンガム公演を皮切りに、「A PERFECT WORLD」ツアーのUK・ヨーロッパ公演がスタートする。日程は11月17日のチェコ公演まで。お蔵出しの2曲がライブでどう鳴らされるのかにも注目が集まりそうだ。



















