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「信じる心で歩みなさい」。リル・ナズ・エックス、亡き母に捧げた新曲

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「信じる心で歩みなさい」。リル・ナズ・エックス、亡き母に捧げた新曲
画像提供:ソニー・ミュージック

8月末に母の死を公表したリル・ナズ・エックスが、新曲「World’s Greatest!」を10月2日にリリースした。2025年3月以来、約1年半ぶりとなる新曲は、亡き母に捧げられている。(フロントロウ編集部)

リル・ナズ・エックス
画像提供:ソニー・ミュージック

母が残したボイスメール

新曲の発表に先立ち、リル・ナズ・エックスは母が残したボイスメールを公開した。そこに収められていたのは、「見えるものではなく、信じる心で歩みなさい」「決してあきらめないで」と息子に語りかけ、すべてはきっとうまくいくと励ます母の声だった。

この言葉は、新曲の軸にもなっている。リル・ナズ・エックスは「『見えるものではなく、信じる心で歩む』は、母がいつも口にしていた言葉。人生を歩むほどに、この言葉がより心に響くようになった」とコメントしている。

最後にたどり着くのは「I’m a champion」

「World’s Greatest!」は、決して恵まれていたとは言えない場所から、世界で最も名の知られたアーティストのひとりへと駆け上がった自身の道のりを振り返る楽曲だ。歌詞はすべてリル・ナズ・エックス本人が書いた。

ここまで来られたことへの誇りと、道が険しい時こそ前へ進もうという思い。弱さをさらけ出す瞬間と喜びをかみしめる瞬間を行き来しながら、悲しみや挫折にも触れていく。そして曲の最後は、「I’m a champion(俺はチャンピオンだ)」という揺るぎない宣言で締めくくられる。

リル・ナズ・エックス「World's Greatest!」ジャケット写真
画像提供:ソニー・ミュージック

故郷アトランタで撮ったミュージック・ビデオ

ミュージック・ビデオは、故郷アトランタで撮影された。監督はフィリップ・ユーマンス。幼い頃の記憶と現在の姿が交互に映し出され、大きな夢を抱いていた少年と、いまのアーティストが向き合うような構成になっている。重圧に押しつぶされそうな時に支えになるのは、かつての自分自身。その先に、ひとりの人間としての素顔が浮かび上がる。

『Dreamboy』への道のり

リル・ナズ・エックスは2018年12月にインディペンデントで発表した「Old Town Road」がTikTokから火がつき、世界的なヒットに。ビリー・レイ・サイラスを迎えたリミックスは全米シングルチャートで史上最長となる19週連続1位を記録し、第62回グラミー賞で2部門を受賞した。2021年のデビュー・アルバム『MONTERO』では、「MONTERO (Call Me By Your Name)」やジャック・ハーロウとの「INDUSTRY BABY」がヒットしている。

セカンド・アルバム『Dreamboy』は、約2年にわたってティーザーが続いている状態で、リード・シングル「Light Again!」や『Days Before Dreamboy』EPが先行して発表されてきた。母への思いを込めた今回の新曲は、そのなかでも最もパーソナルな一曲となった。

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