ブリトニー・スピアーズ、元夫ケヴィンの回顧録に反論


元夫ケヴィンの回顧録発売を前に、ブリトニー・スピアーズが沈黙を破り声明を発表した。(フロントロウ編集部)
約2年の結婚生活の間に2人の子供をもうけたブリトニーとケヴィン
2004年に結婚し、約2年後に破局、そして2007年に離婚が成立したブリトニー・スピアーズとケヴィン・フェダーライン。その元夫ケヴィンが執筆した回顧録『You Thought You Knew』が、米時間10月21日に発売予定であることが明らかになり、発売前から大きな注目を集めている。
米The New York Timesがケヴィンの回顧録の抜粋を掲載している。そこでは、ブリトニーの精神状態や母親としての振る舞いについてセンセーショナルな記述がなされており、読者の間でも波紋が広がっている。特に、夜にナイフを手にして子どもたちの部屋に無言で立っていたというエピソードが取り上げられており、後見制度終了後の彼女の精神的な健康状態についてケヴィンは深い懸念を示しているという。
他にも注目されているのは、「ブリトニーの状況は取り返しのつかない方向へと進んでいるように感じる。もはやすべてが順調なふりをすることは不可能。このまま変わらなければ、悪いことが起きると思う。そして、私が一番恐れているのは、そのツケを息子たちが背負わされることです」という記述である。
また、ブリトニーとケヴィンは「何年も連絡を取っていない」とされているが、ケヴィンは「私は一度もブリトニーを敵対視したことはありません。子どもたちが母親と素晴らしい関係を築けるよう努力してきました」と述べたうえで、「ただ、振り返ると辛いんです。私が結婚した当初のブリトニーを子どもたちは知らないのですから。私はそのギャップを埋めようと、20年間努力してきました」とも綴っている。
一方、このような内容にブリトニーの代理人は米Peopleに声明を発表。強く反論し、出版のタイミングに対して強い疑問を呈している。というのも、昨年次男が18歳を迎え、高校を卒業したため、養育費の支払いが終了しているから。
「ケヴィンの本が出版されますが、残念ながらケヴィンや周囲の人物は、またブリトニーから金銭的に搾取しようとしています。そして、これが養育費の支払いが終了してからの出来事であることは残念でなりません」
また、「センセーショナルな報道の中で、彼女が気にかけているのはショーン・プレストンとジェイデン・ジェームズという2人の子どもと彼らの幸福だけです。彼女は自伝『The Woman in Me』の中で自身の歩みを詳しく語っています」と述べている。