「女性は老いを許されない」61歳ヴィヴィカ・A・フォックスが語った本音


映画『キル・ビル』などで知られる女優ヴィヴィカ・A・フォックスが、ハリウッドで女性だけが老いることを許されない価値観について率直な思いを明かした。現在のありのままの自分に満足している、と語る彼女の言葉が注目を集めている。(フロントロウ編集部)
「19歳の頃と同じ体型ではいられません」ハリウッドの厳しい視線
2026年5月下旬、米Black America WebやTheGrioなど複数のメディアが、ヴィヴィカ・A・フォックスのインタビューを取り上げた。彼女はYahoo Entertainmentのインタビューで、「外見で絶えず評価される業界にいます。時に人々は、老いる猶予を与えてくれません。普通に生きること、子どもを持つこと、少し年齢を重ねて見えることが許さないのです」と語った。
彼女に向けられてきた声の多くは、年齢とともに変化した外見だ。しかしヴィヴィカは怯まず、「年齢を重ねることは祝福であり、美しいこと。周囲の雑音に惑わされず、自分らしくいることが大切です。それを忘れると、自分を見失ってしまうのです」と言葉を続けた。
「欠点も含めて、ありのままの自分に満足している」
60代の女優が、今が最も自分らしいと語る背景には、長年にわたるハリウッドの現実がある。ヴィヴィカ自身は若い頃から輝かしいキャリアを歩んできたが、その一方で女性が年齢を重ねるほど役が減り、外見への批判が増すというハリウッドの現実を身をもって経験してきた。
このビジネスでは、20代の時の体型のまま60代を生きることなど不可能だが、人々はそれを求めている。彼女の言葉は、同様のダブルスタンダードに苦しんできたヴィオラ・デイヴィスやハル・ベリーら多くの女優たちの声とも重なる。ヴィヴィカの発言は、年齢と外見をめぐるハリウッドの価値観を改めて浮き彫りにした。












