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ネット怪談発『バックルームズ』が世界で大ヒット——A24最高興収を更新

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ネット怪談発『バックルームズ』が世界で大ヒット——A24最高興収を更新
Chiwetel Ejiofor, left, and Kane Parsons arrive at the premiere of "Backrooms" on Thursday, May 7, 2026, at Aero Theatre in Santa Monica, Calif. (Photo by Richard Shotwell/Invision/AP)

 いまアメリカで、ホラー映画『バックルームズ(原題)』が記録的な大ヒットを飛ばしている。配給はA24で、同社歴代最高の興行成績を更新。元はネット発の都市伝説という異色の話題作について、その正体を解説する。(フロントロウ編集部)

A24歴代最高ヒット——6日間で1億ドル突破

 米Varietyなどによると、『バックルームズ(原題)』は公開からわずか6日で北米興行収入1億ドルを突破し、A24作品として歴代最高を記録した。

 全世界では2億6,230万ドル(約420億円※)を稼ぎ出している。低予算の作家性ある作品で知られるA24にとって、まさに“化け物級”のヒットとなった。

※2026年6月15日時点の為替レートで換算

元ネタは“ネット怪談”——監督は20歳のYouTuber

 なぜ、これほどの現象になったのか。鍵は、その出自にある。

 本作は、ネット上で生まれた都市伝説の「バックルームズ(原題)」が原作。果てしなく続く無人の空間に迷い込む、という不気味な設定が世界中で人気を集めた。監督は、関連動画シリーズ「Kane Pixels」で約1億回再生を記録した20歳のYouTuber、ケイン・パーソンズ。彼は、北米週末興行収入1位の映画を撮った、史上最年少クラスの監督にもなった。

主演はオスカー候補俳優——ネット発が“本物の映画”に

 しかし、本作はネット発の“色物”ではない。実力派が出演している。

 主演は、アカデミー賞ノミネート経験を持つキウェテル・イジョフォーと、レナーテ・レインスヴェ。家具店のオーナーが店の奥に異次元への入り口を見つける、という物語だ。ネット怪談が一流キャストとともに“本物の映画”へと昇華した点も、世界的ヒットの理由といえる。

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