オリヴィア・ロドリゴ、女性アーティストだけのフェスを主催 収益は全額、女性支援へ


シンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴが、女性アーティストおよび女性がフロントを務めるバンドで構成された音楽フェスティバルを主催すると発表した。スティーヴィー・ニックスら大物も集結し、純益はすべて女性や少女を支援する団体に寄付されるという。(フロントロウ編集部)
「Daisy Chain Fields」を初開催
米Varietyによると、オリヴィア・ロドリゴは6月22日、自身が主催する音楽フェス「Daisy Chain Fields(デイジー・チェーン・フィールズ)」を発表した。
開催は8月29日、米カリフォルニア州アーバインのグレート・パーク。ロドリゴ自身もステージに立つ。女性アーティストおよび女性がフロントを務めるバンドをそろえた、メッセージ性の強いフェスティバルだ。
豪華な女性アーティストが集結
ラインナップもじつに豪華だ。
チャペル・ローン、ミツキ、ガービッジ、ビキニ・キルらが名を連ね、スペシャルゲストには伝説的シンガーのスティーヴィー・ニックス、ヤー・ヤー・ヤーズのカレンOも登場する。世代もジャンルも超えた女性アーティストたちが一堂に会する、またとない機会となりそうだ。
純益100%を支援団体へ
このフェスの大きな特徴が、収益の使い道にある。
Varietyによると、フェスの純益は100%、女性や少女を支援する複数の団体に寄付されるという。寄付先には、女性や少女の権利、リプロダクティブ・ライツ、先住民の健康などを支援する団体が含まれている。音楽を楽しむことが、そのまま社会的な支援につながる仕組みだ。
オリヴィア・ロドリゴは、デビュー曲「drivers license」で一躍スターダムにのぼり、アルバム『SOUR』『GUTS』を立て続けにヒットさせたZ世代を代表するシンガー。グラミー賞の常連でもあり、その一挙手一投足が世界の若者に大きな影響を与える存在だ。そんな彼女が、ステージに立つ女性アーティストや女性がフロントを務めるバンドを前面に押し出し、収益を女性支援に充てるフェスを自ら立ち上げた意義は大きい。
華やかなエンターテインメントと、明確なメッセージ性を両立させる試み。自らの影響力を社会のために使うロドリゴの姿勢に、ファンからは「最高」「彼女らしい」と共感の声が広がっている。
近年、音楽フェスのラインナップにおける男女比の偏りはたびたび議論されてきたテーマでもある。そんななかで、女性アーティストおよび女性がフロントを務めるバンドでそろえ、収益も女性支援に充てるというこのフェスは、エンターテインメントの力で課題に一石を投じる試みとも言える。音楽の楽しさと社会的な意義を同時に届けるこの新しいフェスが、どんな一日になるのか。8月29日の初開催に向けて、注目はさらに高まりそうだ。













