ザック・クレッガー監督の新作映画『バイオハザード』が、アメリカで公開初週末の興行ランキング1位に立った。オープニング成績はシリーズ史上最高。10月9日の日本公開を前に、幸先のいいスタートを切った。(フロントロウ編集部)
公開3日間で推定6000万ドル
日本公開に先がけてオリジナル・サウンドトラックが配信されたのは、9月18日の全米公開と同じタイミングだった。あれから数日、今度は興行成績の知らせが届いた。
ソニー・ピクチャーズが人気ゲーム「バイオハザード」シリーズを新たに映画化した本作は、全米公開初日からの3日間で推定6000万ドル(約94億円、速報値)を記録。全米週末興行ランキングで初登場1位を獲得した。
公開前の予想は4000万〜5000万ドル(約63億〜79億円)とされていたので、その上限を大きく上回る滑り出しとなった。これまでのシリーズ最高は、2010年公開の『バイオハザードIV アフターライフ』が公開初週末に記録した2660万ドル(約42億円)。今回はその2倍を優に超える数字で、記録を塗り替えた。ゲーム「バイオハザード」を原作とする映画としては、2021年以来の新作でもある。
普通の配達人が主人公の90分
監督は、『バーバリアン』『WEAPONS/ウェポンズ』でホラーファンの支持を集めてきたクレッガー。脚本はクレッガーとシェイ・ハッテンが共同で手がけ、オースティン・エイブラムス、ザック・チェリー、カリ・レイス、ポール・ウォルター・ハウザーが出演している。
主人公は、特別な能力を何も持たない普通の配達人ブライアン。ある医療品をラクーンシティに届ける仕事を引き受けたことから、悪夢の一夜が始まる。物語は主人公の目線でリアルタイムに進み、上映時間の90分間、次から次へと恐怖が迫ってくる。一般人の彼にできるのは、ひたすら逃げることだけだ。

音楽の評価も後押し
ヒットを支える要素として注目されているのが音楽だ。スコアを担当したのは、ロサンゼルスを拠点に活動する兄弟コンポーザーのライアン・ホラデイとヘイズ・ホラデイ。『WEAPONS/ウェポンズ』に続いて、クレッガー監督と再びタッグを組んだ。
主要な映画批評サイトでは、兄弟による緊張感あふれるサウンドデザインとスコアが、途切れない恐怖と没入感を生んでいると高く評価されている。重厚なシンセ・ホラーのアルバムとしても完成度が高いと評判で、サウンドトラックは主要な音楽配信サービスで配信中。全29曲を収録しており、現時点でCDの発売予定はない。
映画『バイオハザード』は、10月9日から全国の映画館で公開される。


















