一瞬で別人の顔に。『クレイフェイス』ファイナル予告が映した”怪物誕生”


DCスタジオの心理スリラー『クレイフェイス』から、ファイナル予告が解禁された。顔を失った若手スターが”泥”の治療にすがり、やがて自分ではない誰かの顔へと一瞬で変わってしまう。日本公開まで一か月を切ったタイミングで、ヴィラン誕生の瞬間がついに映し出された。(フロントロウ編集部)

「人生を取り戻したい」と願った男の転落
主人公は、華やかなキャリアをつかみかけていた若きスター、マット・ヘーゲン。トム・リス・ハリスが演じる彼は、ある事件によって名声も仕事も、そして俳優にとって命ともいえる”顔”まで失ってしまう。
「人生を取り戻したい」。そう願うマットが頼るのが、ナオミ・アッキー演じる科学者ケイトリンだ。彼女のもとで始まるのは、”泥(クレイ)”を使った禁断の治療。施術を重ねるうちに、かつての傷ひとつない美貌が戻ってきたかに見える。7月に解禁された本予告が描いていたのは、主にここまでの物語だった。
崩れていくのは顔だけではない
ファイナル予告は、その先へ踏み込んでいく。禁断の治療はマットの肉体に恐ろしい異変をもたらし、ようやく取り戻したはずの日常が、まさに泥のように崩れていく。

抑えきれない怒りと哀しみに呑まれ、心まで怪物に近づいていくマットは、心の空洞を埋めるかのように、ついには血に手を染める。そして映像の最後、彼の顔は一瞬で別人のものへと変わり、泥の怪物「クレイフェイス」の禍々しい姿がわずかにのぞく。「バットマン」シリーズ屈指の変幻自在のヴィランがどうやって生まれたのか、その答えの一端を見せる幕切れだ。

ホラーの名手が脚本、ジェームズ・ガンも製作に
監督は『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のジェームズ・ワトキンス。脚本はマイク・フラナガンとホセイン・アミニが手がけ、製作にはマット・リーヴス、リン・ハリス、ジェームズ・ガン、ピーター・サフランが名を連ねる。共演はデヴィッド・デンシック、マックス・ミンゲラ、エディ・マーサンら。
『スーパーマン』『スーパーガール』に続くDCスタジオの一本でありながら、ヒーローではなくヴィランの転落を正面から描く異色作だ。全米公開は10月23日、日本では10月30日(金)に全国公開される。
















