米コメディアンで俳優のピート・デヴィッドソン(32)が、キム・カーダシアン(45)と交際していた当時、彼女の元夫カニエ・ウェスト(現在はイェ名義/49)から受けた激しい攻撃について、米Varietyのカバーストーリーで振り返った。苦しかった日々を率直に認めつつも、最後には自分らしいジョークで締めくくっている。(フロントロウ編集部)
「実際に追い詰められた」
ピートとキムは、2021年10月に米人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』でアラジンとジャスミンに扮してキスを交わしたことをきっかけに交際をスタート。2022年8月に破局するまで、約10カ月にわたって関係を続けた。キムがカニエとの離婚を申請したのは2021年2月で、2人の交際は離婚手続きの真っただ中に始まったことになる。離婚が成立したのは2022年11月だった。
その間、カニエはインスタグラムでピートへの脅しとも取れる投稿を重ね、2022年3月には楽曲「Eazy」のMVで、ピートを模したクレイアニメの人形が誘拐され、首をはねられる映像まで公開した。
ピートは、境界性パーソナリティ障害やPTSD、うつ病を抱えていることを以前から公にしてきた。当時を振り返り、「驚いたのは、僕はメンタルヘルスのことをすごくオープンにしていて、それはみんなが知っていることなのに、彼は『死ね』と言っているようなものだったこと。実際に追い詰められたよ」と明かしている。
「彼女が恋愛に戻れるよう、道を切り開いた」
一方で、カニエ個人を突き放すような言い方はしなかった。ユダヤ系のルーツを持つピートは、カニエが反ユダヤ主義的な発言を繰り返すようになったのは自分が原因だと思うかと問われ、苦笑い。自分にはカニエほどの才能も影響力もないと前置きしたうえで、公の場で受けるプレッシャーの一端は自分も経験してきたと語り、「彼は親も亡くしているし、メンタルヘルスの問題も抱えている。どうやって対処しているのか、周りに誰がいるのかもわからない」と、2001年のアメリカ同時多発テロで父を亡くした自身の経験と重ねるように理解を示した。さらに「彼が本気であんなふうに思っているなんてことは、絶対にない」とも語っている。
そして話題がキムに戻ると、カニエの攻撃を一身に受けたことを、こんなジョークで表現した。
「彼女のために、僕があれを片付けておいたんだと思いたいね。だって、その相手が誰であれ、どうせ同じ目に遭っていたはずだから」「彼女がまた恋愛の世界に戻れるよう、僕が道を切り開いたんだよ」
キムは現在、F1ドライバーのルイス・ハミルトンと交際している。
キムにもアリアナにも「僕らは大丈夫」
カーダシアン家の女性と交際した男性たちについては、「僕は生き残った1人なんだ。数少ない、誇り高き者たち。海兵隊みたいなもんだよ」と冗談めかした。そのうえで、「カーダシアン家の好きなところは、『これが私たちのやり方』とはっきりしているところ。それがすごく魅力的で、大人だと思った」とキムと家族を称賛。キムはいつも自分を尊重してくれたとしながらも、どこへ行っても追いかけられ、警備をつけて背後を気にする生活は、当時メンタルヘルスや薬物の問題を抱えていた自分には少し荷が重すぎたと振り返り、「でも僕らは良好な関係だし、彼女のことは大好き。何に足を踏み入れるのかは、わかっていたからね」と語った。
同じインタビューでは、2018年に交際開始からわずか数週間で婚約し、のちに破局した元婚約者アリアナ・グランデにも言及。アリアナのヒット曲「thank u, next」の題材になったことについて、「アリアナは最高にクールで、ものすごく才能があって、素晴らしい女性だと思う。連絡を取り合っているわけではないけど、僕らは良好だよ」と語っている。
ピートは現在、元恋人エルシー・ヒューイットとの間に生まれた生後9カ月の娘スコッティの父親でもある。11月13日に全米公開されるデヴィッド・リーチ監督、ニコラス・ホルト主演の映画『How to Rob a Bank(原題)』にも出演しており、恋愛遍歴ばかりが注目されがちなキャリアから、新たなステージへと進もうとしている。



















