カナダ出身のポップスター、テイト・マクレーが新曲「Housewife(ハウスワイフ)」を10月16日にリリースし、公式ミュージック・ビデオを公開した。全米アルバム・チャート1位に輝いた『ソー・クロース・トゥー・ワット』以来、初めて届けられる新曲となる。(フロントロウ編集部)

名声の裏にあるほろ苦さを描いたポップ・アンセム
「ハウスワイフ」のテーマは、愛と名声、そして自立。誰にも縛られない女性の姿を描いたポップ・アンセムに仕上がっている。
タイトルだけを見ると家庭的な曲を想像するかもしれないが、MVが映し出すのはもう少し複雑な感情だ。映画のような美しい映像と遊び心のある演出のなかに、華やかな幻想の裏側にある切なさや、自由を手に入れるために真実の愛を手放すこともあるという、ほろ苦い一面がのぞく。
撮影地は南フランス。監督はピエール=アンジュ・カルロッティが務めた。振付を担当したのは、マドンナやマイリー・サイラス、トロイ・シヴァン、チャーリーXCXらを手がけてきたセルジオ・レイス。ダンサーとしてキャリアをスタートさせたテイトの映像に、第一線の振付師が加わった形だ。

ダンス番組3位から、全米1位のシンガーへ
2003年7月1日生まれのテイトは、6歳でダンスを始め、7歳で自身のYouTubeチャンネルを開設した。13歳の時にはアメリカの人気ダンスオーディション番組『アメリカン・ダンスアイドル』に出演し、3位に入っている。
2019年にレコード会社11社による争奪戦の末に米RCA Recordsと契約し、ビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルが手がけた「tear myself apart」をリリース。2020年の「ユー・ブローク・ミー・ファースト」がTikTokをきっかけに世界的なヒットとなり、2023年の「グリーディー」ではカナダ人女性アーティストとして初めてBillboard Global 200の1位を獲得した。2025年2月に発売したサードアルバム『ソー・クロース・トゥー・ワット』は、全米アルバム・チャートに初登場1位で入っている。
日本との縁もある。2024年10月29日には東京・豊洲PITで初の来日公演を開催し、同年11月には「THE FIRST TAKE」に初出演して「グリーディー」を披露した。
フェスのヘッドライナー、初の香水、そしてランウェイへ
今年の夏は「Osheaga」と「Lollapalooza」の両フェスティバルでヘッドライナーを務めた。先日には、自然体の自信と飾らないスタイルに着想を得た自身初のフレグランス「TATE 01」を発売し、音楽以外にも活動の幅を広げている。
さらに今週日曜日には、ロサンゼルスで開催されるヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーでパフォーマンスを披露する予定だ。新曲の公開から数日後に控える大舞台で、どんなステージを見せるのかにも期待がかかる。


















