Photo: スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、シンクストック/ゲッティイメージズ、Twitter/Total Film, Beauty and the Beast, Instagram/Emma Watson
公開前から高い注目を集めている、ディズニーの実写版映画『美女と野獣』。同作で主人公のベルを演じている女優のエマ・ワトソンは、実はベルの前にも、とあるディズニーの実写版出演のオファーを受けていたという。

あのディズニープリンセス役を断っていた

 エマはイギリスの映画雑誌Total Film誌でのインタヴューで、あのディズニープリンセス役へのオファーを受けていたことを告白。

 気になるその役とは、なんとシンデレラ!

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実際の映画では、エマと同じイギリス出身の女優リリー・ジェームズ(左)がシンデレラ役を演じた。

 エマは同誌に、「私がシンデレラ役のオファーを断った時は、彼らが『美女と野獣』の実写版を作ろうとしていることは知らなかったの」と、『美女と野獣』よりも前に、『シンデレラ』への出演を打診されていたと告白。

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Total Film誌

 続けてエマは、「ベル役へのオファーをもらった時、シンデレラ役よりも、もっとキャラクター(ベル)へ共感することが出来たの」とその理由を語っており、どうやらシンデレラ役はあまり自分にしっくりこないと感じたため、断ってしまったよう。

 

エマがベルに惹かれる理由

 エマはベル役へ共感した理由について、「ベルは好奇心旺盛で、思いやりがあって、偏見がないの。そんな女性こそが、私がお手本として体現したいと思う(女性像)なの」と、彼女の生き方を称賛。

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 さらに、「彼女は完全に独立した視点を持っているわ。恐怖を利用したり、罪をなすりつけようとするような人の考え方に、簡単に惑わされたりすることもないの」と、ベルの意思の強さにも魅力を感じていると明かした。

 ベルのような女性を憧れとするエマだけれど、実は2人の間には本好きであるという共通点が。

 ベルは毎日のように貸本屋に通うほどの本好きで、一方のエマは、自身が主催しているブッククラブを通して男女平等にまつわる本を紹介しているほか、昨年はロンドンやNYの地下鉄で「Books On The Underground(地下鉄の本)」という、おすすめの本を置いていく活動をしていたこともある。

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エマ・ワトソン Emma Watson

ブッククラブの課題図書『マム&ミー&マム』と一緒にポーズを決めるエマ。

 そんな共通点について同誌に尋ねられると、エマは嬉しそうに、「2016年のベルでも同じことをやっていたと思うわ!」と、回答。2人の考え方が似ていることを強調した。

 実写版でベルを演じるにあたり、設定を「本好きの町娘」から「発明家」に変更したり、劇中のドレスの下に「女性の自由を束縛する」コルセットを着用することを拒んだりと、並々ならぬ思い入れを見せているエマ。

 フェミニストな彼女が役柄に強く共感し、力を入れた映画『美女と野獣』に、ますます期待が高まる。

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 映画『美女と野獣』は、4月21日より全国ロードショー。(フロントロウ編集部)

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