ワン・ダイレクションのメンバー、ハリー・スタイルズが、病気のファンのためにビデオメッセージを贈る約束をしていたことが分かった。
ハリーが約束をした相手は、余命数週間と宣告された神経芽細胞腫という小児がんを患う4歳のジェシカちゃんという女の子。
1歳のころからハリーのファンだったという彼女は、10月末に余命数週間だと宣告されていた。
そんな彼女のために、ジェシカちゃんの両親の友人が地元の2BRというラジオ局に協力を要請。ジェシカちゃんとハリーを会わせようと試みると、なんとハリー側からラジオ局に連絡があり、その後ジェシカちゃんの両親のもとにハリー本人から直接連絡がきたという。
「信じられないような電話がかかってきた」
ジェシカちゃんの父親アンディ氏は、自身のFacebookに、「信じられないような電話がかかってきたんだ…」と興奮気味に投稿。ハリーがアメリカから電話をかけてくれたことや、メールでビデオメッセージを贈ってもらうことになったと報告した。
また、ハリーとの会話をアンディ氏はManchester Evening News紙にこうコメントしている。
「彼とはいい会話が出来ました。彼はジェシカのために何が出来るか聞いてくれたんです」
「彼はFaceTime(※)をしようと言ってくれたんですが、彼女の容体は予測不能で、寝ているかもしれないし、十分に時間が取れないかもしれないということで、動画を撮影してくれないかお願いしました。そうすれば彼女の体調が良い時に見せることが出来ますし、何度も何度も見返すことが出来ますからね」
※iPhoneに内蔵されているテレビ電話アプリ
ハリーがすでにメッセージを贈ったのかどうかや、その内容などは明かされていないもの、ハリーからのビデオメッセージは、ジェシカちゃんにとって何よりのプレゼントになるはず。
現在ジェシカちゃんのFacebookには、彼女の闘病を応援する声や、ハリーと連絡が取れたことをお祝いするコメントが多数投稿されている。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Megumi Kuga、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Facebook/Jessica Whelan