2009年に当時の恋人リアーナへのDV騒動に始まり、その後も暴力沙汰を次々と起こしている、R&Bシンガーのクリス・ブラウン。そんな彼のマネージャーやPRが立て続けに彼の元を去り、クリスが、ついに自身のスタッフからも愛想を尽かされ始めている。

Chris Brown New Year's Weekend Performance At Drai's Nightclub

 まずクリスに絶縁宣言をしたのは、マネージャーのマイク・G。

 彼はクリスに頭や首を殴られるなどの暴行を受けたとして、6月末にクリスを提訴。フロントロウ編集部が入手した裁判資料で、マイク側は暴行のせいで病院送りになったと主張していて、「クリス・ブラウンが傷つかないように水面下でおこなえる対処はすべて行いましたが、残念なことに、この訴状で我々が説明しているように、クリス・ブラウンは自分自身が最大の敵であることを証明したのです」と語っている。

フロントロウ編集部が入手した裁判資料の一部。 裁判資料。

 そして今週には、ハリウッドでも有名なPRエージェントであるニコール・パーナがクリスのPRの座から辞職。スマホメールでのやり取りの中で、クリスに宣伝力不足を批判されて「ビッチ」と罵倒されたため、辞職願を出したという。

 自身のチームにも見放され始めているクリス。ただ本人は気にしている様子もなく、SNSで元スタッフたちを「未熟」「金目当て」などと批判。さらには、「俺の才能は誰の助けも必要としない」とまで言い放った。

 どんな成功者でも、1人で成功できる人はいない。ハリウッドはビッグマウスに寛大な業界とは言え、舞台裏の功労者をバカにするような発言は、多方面で敵を作りそう。

Text: FRONTROW(フロントロウ編集部)/Sonia Kim Photo: AFLO

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